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ソフトバンクの衛星電話の料金決定 月4900円で持てる!

2013年01月30日 21時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ソフトバンクモバイルは、2012年12月にサービス提供を告知していた、アラブ首長国連邦のドバイに本拠を持つThuraya Telecommunications Company(スラヤ テレコミュニケーション カンパニー)社のネットワークを利用する衛星電話サービスについて料金を発表した。2月下旬以降にスタート予定。サービスエリアは、北南米などの一部の国と地域を除く全世界で、日本のエリアカバー率は100%とされている。

Thuraya Telecommunicationsのサイトでエリアをチェック。アメリカ大陸は入っていない

 料金プランは「衛星電話バリュープラン」「衛星電話プラン」の2種類で詳しくは以下の表のとおり。別途契約事務手数料として3150円が必要。「衛星電話バリュープラン」は2年契約を前提のプランで、更新月以外の解約などには契約解除料9975円がかかる。

  衛星電話バリュープラン 衛星電話プラン
基本使用料 月4900円 月9800円
無料通信分 1000円 1000円
契約期間 2年(自動更新) なし
通話料 160円/分 160円/分
SMS通信料 70円/通 70円/通
データ通信 2円/KB 2円/KB

 また、上記の基本プランには「衛星通信料割引オプション」(月2000円)が追加可能。オプション利用時は国内発の音声通話が160円/分から40円/分に、同じく国内発のSMS通信料が1通70円から1通20円に割り引かれる。国外発の音声通話/SMSには割引は適用されない。なお、国内と国外の区別については、衛星からの測位によって行なうとのこと。

 本サービス対応の端末として「SoftBank 201TH」が用意される。約53×128×26.5mm/約193gと通常の携帯電話と大きく変わらないサイズが特徴的で、音声通話/SMS/データ通信(ダイヤルアップのみ)が利用できる。連続待受時間は約80時間。生活防水/防塵(IP54)にも対応する。端末価格はまだ公表されていないが、「お求めやすい価格で提供予定」(ソフトバンクモバイル広報部)とのことだ。

普通のケータイと大きく違いがない「SoftBank 201TH」


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