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油圧式変形機構が魅力!「VAIO Duo 11」ロードテスト 第4回

店頭販売向けの標準仕様モデルを試用

「mazec-T」搭載の「VAIO Duo 11」だからスタイラスで快適文字入力

2012年12月17日 11時00分更新

文● 高橋量

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タブレットスタイルで文章を手早く入力する

 まずはデジタイザースタイラスの外観から見てみよう。本体のサイズは約長さ117×径9.5mm。大きさとしてはちょっと短めのサインペンのような感じだ。梨地風の表面は手触りがかなり上質で高級感を感じる。重量は15gとほどほどの重さだ。

VAIO Duo 11標準付属のデジタイザースタイラス。単6形アルカリ電池×2個の利用で約18ヵ月使い続けられる

 硬いペン先と柔らかいペン先の2種類が用意されているため、使い心地に応じて選ぶといいだろう。使用しないときにペン先を保護するペンキャップも付属している。

 デジタイザースタイラスの使い道は、手書きによる文章入力がメインとなるだろう。ネット検索時のキーワード入力やWebサービス利用時のパスワード入力などにも便利だ。

 手書きによる日本語入力には、「7notes」や「Note Anytime」など手書き入力アプリで有名なソフトハウス「MetaMoji」の日本語入力システム「mazec-T」を利用する。使い方は簡単で、表示されたアイコンをクリックして手書き用パネルを表示し、文字を書き込むだけ。Windows 8のソフトウェアキーボードに比べ、はるかに簡単に文字を入力できる。

文字入力が可能なエリアを選択するとアイコンが表示される。アイコンをクリックして手書き用のパネルを表示する

パネルに文字を入力し、変換候補を選択する。簡単な文字なら指で描いて認識させることも可能だ

デスクトップでのソフトウェアキーボードは小さいキーがひしめき合うように並んでいるため使いづらい

 漢字を忘れてしまった場合でも、ひらがなで手書き入力することで目的の漢字を入力可能。優れた変換精度も魅力で長文も一発で変換できるほか、文字が多少間違っていたり悪筆で読みづらかったりしても問題なく入力できる。

字を小さく書き込めば長文の入力が可能。変換精度に優れ、誤変換は少ない

漢字のつくりを書き間違えたり省略しても、問題なく入力できる

字が汚くても正しく認識されるので安心だ

 キーボードでの文字入力には本体の設置スペースが必要だが、タブレットモードでのペン入力は場所を選ばず手早く入力できる。デジタイザースタイラスは、手軽さがこそが最大の魅力なのだ。


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(次ページ、「デジタイザースタイラスをデスクトップ操作で利用する」に続く)


 

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