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NTTコミュニケーションズのプライベートクラウドサービスが機能強化

Bizホスティング Enterprise CloudにVM間FWやウィルス対策

2012年10月25日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 10月24日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)はプライベートクラウド「Bizホスティング Enterprise Cloud」にて、重要で複雑なICTシステムを高セキュリティなクラウド上に安心して構築できるという新サービス「仮想サーバーセキュリティサービス」、そして「サーバーセグメント拡張機能」を発表した。

 仮想サーバーセキュリティサービスは、 現在提供中のネットワークセキュリティやWebアクセスセキュリティなどに加え、低価格かつ迅速なセキュリティ対策を仮想サーバー向けに提供するもの。NTT Comのセキュリティ専門部隊であるセキュリティオペレーションセンターが提供する高品質なセキュリティマネジメントを利用できるという。

仮想サーバーセキュリティサービスの概要

 具体的には、VMに対するウイルス対策(1VMあたり月額6200円)、仮想パッチ(同9800円)、VM間ファイアウォール(同7800円)を提供する。また、3サービスセットの「フルセット」も用意しており、こちらは1VMあたり1万6900円となる。フルセットも含め、初期費用(工事料金)は5万円だ。

 サーバーセグメント拡張機能は、「Bizホスティング Enterprise Cloud」で構築するシステムのサーバーセグメントを最大24まで拡張。これにより、DMZや内部セグメントが複数で構成され、またサーバー間をバックリンクで接続するような複雑な構成のシステムを柔軟に構築できるという。

 また、仮想サーバーに設定できるvNIC数を8枚、vロードバランサとサービス相互接続ゲートウェイを最大24台まで拡張する機能も含まれる。

 こちらの料金は、工事料金が2万4000円、セグメントあたりの月額上限料金が1万2000円など。

サーバーセグメント拡張機能の料金

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