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超低反射で美しい映像を! 極上仕様の「AQUOS XL9」登場

2012年10月25日 13時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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「AQUOS XL9」シリーズ

「AQUOS XL9」シリーズ

 シャープから、同社液晶テレビのフラッグシップモデル「AQUOS XL9」シリーズが発表された。サイズラインナップと予想実売価格、発売日は以下のとおり。

製品名 画面サイズ 予想実売価格 発売予定日
LC-46XL9 46V型 28万円前後 12月15日
LC-52XL9 52V型 32万円前後 12月15日
LC-60XL9 60V型 38万円前後 11月30日
LC-70XL9 70V型 70万円前後 11月30日
LC-80XL9 80V型 100万円前後 12月15日

低反射パネルの4分の1の外光反射率!
蛾の目を応用した「モノアイ」パネル

中央が「モノアイ」フィルムを貼った液晶画面。一般的な液晶パネル(左)や低反射型パネル(右)と比べて反射率が低いのは明らか

中央が「モノアイ」フィルムを貼った液晶画面。一般的な液晶パネル(左)や低反射型パネル(右)と比べて反射率が低いのは明らか

 XLシリーズの最大の特徴は「モスアイ」パネルを採用する点。モスアイとは“蛾(モス)の目(アイ)”の仕組みを応用し、液晶パネルの外光反射率を大幅に低減する技術。

斜めから見ても低反射!

斜めから見ても低反射!

ちなみにこちらはガラスケースにモスアイフィルムを貼った展示。モスアイの部分はまるでガラスがないように反射が抑えられている

 光の反射は屈折率の違いの境目(反射界面)で発生するが、光の波長よりも小さい突起を設けることで反射界面をなくし、反射を抑えられるという。モスアイパネルはナノサイズの突起を設けたフィルムを液晶パネル前面に貼ることで外光の反射を低減。従来の低反射パネルの4分の1の外光反射率を実現している。

 一方でパネルからの光は通過させるため、色の表現とコントラスト感をそのまま人の目に伝えることができる。

 なお、モノアイのフィルムは大日本印刷が製造するが、技術自体はシャープが開発したものだという。

パネル自体は4原色のクアトロンで3Dにも対応する

パネル自体は4原色のクアトロンで3Dにも対応する

本体にはアルミフレームを採用。サイドの黒くすることで画面の圧迫感を低減している

本体にはアルミフレームを採用。サイドの黒くすることで画面の圧迫感を低減している

2.1chフロントサラウンドスピーカーを搭載

サウンドシステムの構成。パネル背面にサブウーファーが配置される

サウンドシステムの構成。パネル背面にサブウーファーが配置される

 スピーカーはサブウーファーとステレオスピーカーの2.1ch構成となるが、ツィーターも内蔵しており低音から高音まで幅広くカバーする。

下方のスピーカー部は独立して搭載されている

下方のスピーカー部は独立して搭載されている

 加えて、左右のスピーカーはそれぞれ独立した密閉型ボックスに収まっており、その面積も従来の2倍(70V型と80V型)になっている。これにより豊かな音域を実現しているという。

 加えてヤマハの「AudioEngine」技術を採用した音質再生エンジンにより、クリアな音声と自然な音の定位を実現している。

録画機能ももちろん搭載

 ユーザーインターフェースは、今年6月に発売された「AQUOSクアトロン GL7/G7」シリーズで初めて採用された「ビジュアルモーションガイド」を継承。

 USB HDDへのダブル録画機能やAQUOS向けネットサービス「AQUOS City」などにも対応する。

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