スイートスポットで調整可能!
iPad対応ミキサー「DL1608」
Mackie Master Fader
端末:iPad/iOS 5.0以上
作者:Loud Technologies, Inc.
価格:無料(※MACKIE DL1608本体が必要)
MACKIEから発売された「DL1608」は、iPadでミキサーとしてのコントロール部分を操作する画期的なデジタルミキサーだ。
これまでライブハウスやクラブのPA(Public Address/音響拡声装置)は、PAブース内から出音を調整するしかなかった。ところが、この「DL1608」とiPadがあれば、どこからでも装置のコントロールができるようになるのだ。
iPadを「DL1608」に接続してこれまでミキサーと同じように接続して使用するほか、Wi-Fiで本体とiPadを接続された状態であれば無線で接続されるため、フロアのスイートスポットに立って出音の調整や設定が行なえる。
ミキシングコントロールの基本となるイコライザーはもちろん、コンプレッサーやゲートウェイ、リバーブやディレイ、31バンドのグラフィックイコライザー機能も搭載しているので、これ1台あれば学園祭などの小規模なライブは十分に対応できる。
また、ミキシングコントロールのチャンネルごとにアイコンを配置可能だ。元から収録されている楽器のアイコンや撮影した写真をチャンネルに配置することで、どのチャンネルが誰の使用する機材かが、ひと目でわかるのもうれしい仕様となっている。
iPhoneは多機能リモコンとして大活躍
周囲に与えるインパクトも絶大!
PCやデジタルガジェットとiPhone/ipadを連携させるアプリを紹介してきた。専用の機器が必要なものもあるが、ほとんどの機器をiPhoneでコントロールすることができた。これを「ハイテク」と言わずなんと言えばいいのだろうか!
わざわざ機器の前に移動してボタンを操作しなくていいというのが、これほど便利だとは思わなかった。周りで見ている人たちも、まるで魔法でも見ているかのような表情をするので、ハイテクを使いこなしているという感覚があり、とても楽しい。
話のネタにもなるので、ぜひiPhoneを使って身の回りのデジタル製品をコントロールする快感に、みなさんも浸ってもらいたい。