ローランドは6月4日、フルハイビジョン対応で、1台で音響/映像のミキシングが可能なAVミキサー「VR-50HD」を発表した。
VR-50HDは、映像/音響設備やライブ配信に必要な「オーディオ・ミキサー」「ビデオ・スイッチャー」「メディア・コンバーター」「モニター・ディスプレー」を装備している。また、インターフェースにUSB3.0を搭載。720/30pのハイビジョンはもちろん、1080/60pのフルハイビジョン映像をUSB経由で出力できるようになったという。
サイズは約幅434×奥行306×高さ149mmとA3サイズで、重さは約5.3kgだ。場所を取らず、持ち運びできる重さなので、ライブ会場に持ち込んで映像配信にはうってつけだ。
映像入力はHDMI×4、アナログRGB×2、コンポジット×2、SDI×4を装備し、業務用HDカメラやPC、Blu-ray、DVDプレーヤーなど、あらゆる危機に接続できる。入力された映像は、縦横比の変換やサイズの拡大、縮小も可能だ。
オーディオ・ミキサーは最大12chに対応している。オーディオ・フォロー機能で映像のスイッチングに合わせ音声を自動で切り替えができるほか、ディレイやイコライザーも装備している。音声処理は24bit、48kHzだ。
価格は80万円前後で、2013年10月より販売を開始する。