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「LuvBook Kシリーズ」ロードテスト

友人の希望で選んだら、これが一番!

彼女用に作り上げた「LuvBook K」はゲームにも使えるのか

文●千駄木りん

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さらに知りたい衝動にかられ再訪問

 友人のところに「LuvBook K」が届いてから数週間。薦めた張本人である私は親心とでもいうのだろうか、もっともっとこの機体について知りたくなった。そこで再度、友人宅にお邪魔して「LuvBook K」を細部に渡り検証することにした。

「LuvBook K」

 この「LuvBook K」は、友人の希望を最大限叶えるべくBTOでカスタマイズし、彼女に一番あったマシンを“作り上げた”ものだ。スペックをおさらいしておくと、Core i7-3610QM(最大3.30GHz/通常2.30GHz)、メモリは8GB、ストレージは256GB SSD+1TB HDD、ブルーレイディスクドライブ(BDXL書込対応)搭載、OSは「Windows 7 Professional 64bit」。価格は送料/手数料3150円を含めて12万1800円(購入当時のもの)というマシンだ。ノートPCの中でもハイエンドでかつ安価という、コストパフォーマンスに優れた機種だといえるだろう。

 「LuvBook K」は、ゲーミングPCという位置付けではないのだが、このスペックでゲームをプレイした際に、快適か否かをベンチマークテストで調べてみることにした。

『モンスターハンターフロンティア(大討伐)』(解像度1920×1080)ベンチマーク計測結果

『モンスターハンターフロンティア(大討伐)』(解像度1280×720)ベンチマーク計測結果

 『モンスターハンターフロンティア(大討伐)』ベンチマークでは、解像度がフル(1920×1080)で「2699」、解像度を1280×720に落とすと「3104」。『デビルメイクライ 4』ベンチマークではフル(1920×1080)で「A」、解像度を1280×720に落とすと「S」となり、軽めのゲームであれば問題ないと思われる。

『デビルメイクライ 4』(解像度1920×1080)ベンチマーク計測結果

『デビルメイクライ 4』(解像度1280×720)ベンチマーク計測結果

 15.6型でフルHD液晶なので、広い作業領域が確保されている反面、若干文字が小さく見えづらいという難点も出てくる。友人も仕事で使っていると数時間は気にならないのだが、長時間使っていると文字が見えにくくなると言っていた。と、いうことでそんなときは、コントロールパネル→デスクトップのカスタマイズ→ディスプレイを開いて、その作業に最適な文字の大きさを選ぶことができることを伝えた。

デスクトップのカスタマイズで調整可能

 私が友人とコンタクトをとるときは、ビデオチャットを使う。「LuvBook K」には液晶上部に130万画素のWebカメラが内蔵されているのでお手のものだ。また、Bluetoothが標準搭載されているので、対応機器を使っての音声チャットや音楽鑑賞などがストレスフリーで楽しめる。

 また、友人は毎日欠かさずブログを書いており、いろんな画像などをアップしている。この「LuvBook K」は、マルチカードリーダー搭載なので、デジタルカメラや携帯電話からのデータも簡単に読込むことが可能だ。

 加えて、愛犬のダイアリー製作のため動画にも興味を持っているらしいので、「LuvBook K」の便利な機能の1つを助言すると喜ばれた。それはHDMI出力端子で、別売のHDMIケーブルを使用して対応テレビと接続することで、「LuvBook K」に保存したハイビジョン映像をリビングのテレビで楽しめるのだ。



マウスコンピューター/G-Tune
 
マウスコンピューター/G-Tune

(次ページ、「動画や音楽を活用できるソフトが付属」に続く)


 

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