バイドゥは28日、日本語入力システム「Baidu IME」に対応した「アスキーアート辞書」機能の提供を開始した。これは複数行にわたるアスキーアートの入力を可能にするもので、あらかじめ500個のアスキーアートが登録されている。
アスキーアートの入力は、「やる夫」「ダディクール」などのキャラクタ名を入力するほか、「しょぼーん」「キター」などの感情表現の言葉を入力するすると「AA辞書:ダディクール」「AA辞書:ショボーン」と表記される変換候補が表示されるので、該当項目を選択。すると入力用のパッドが表示されるので、入力したいものを選択すれば自動的に入力される。
今回の「アスキーアート辞書」機能には、ユーザーが作成したアスキーアートを「Baidu IME」を導入しているユーザー同士で共有する機能も搭載されている。整形や重複などチェックをバイドゥで行なうため、全ユーザー間での共有まで2~3日かかるという話だが、最新のアスキーアートを利用したいというユーザーには興味深いものといえよう。
またFacebookやTwitterでの利用を考えた80個のアスキーアートのほか、メルマガ制作や定型文、署名に使える便利な装飾ラインも登録されているため、プライベートな文章作成に役立つだろう。
初めて「Baidu IME」を導入するユーザーは特設サイト(http://asciiart1.baiduime.jp/)からファイルをダウンロードしインストール。また、すでにユーザーの場合は同特設サイトからインストーラーをダウンロードし、上書きインストールすると利用可能だ。