フラッシュストーレジ比較
内蔵ストレージについては、11インチモデルは64GBと128GB、13インチモデルは128GBと256GBと、はっきり差が出ている。iLifeなどプリインストールのアプリケーションを含めると、工場出荷時点で約17GBものディスクスペースを消費してしまうことを考慮すれば、64GBでは少々心許ない。
なお、MacBook Airに採用されているフラッシュストレージは、従来のSSDなどと端子形状が異なるmSATA(miniSATA)コネクターを採用しているため、自力で換装したい場合には注意が必要だ。OWCより、MacBook Air(Mid 2012)対応をうたう製品「Mercury Aura Pro Express」もお目見えしたので、興味がある人はいつの日か検討してみるといいだろう(ただし、メーカー保証が受けられなくなるため、あくまで自己責任でお願いしたい)。
インターフェースの違い
インターフェイスについても、13インチモデルに軍配が上がる。USB 3.0×2とThunderbolt×1は同じだが、デジタルカメラもセットで持ち歩く場合は、SDカードスロットを備える13インチモデルのほうが融通がきく。
バッテリー駆動時間
バッテリーの持続力は、13インチモデルが有利だ。11インチモデルは最大5時間のところ、13インチモデルは最大7時間だ。バッテリーの交換ができないMacBook Airにとっては、ノート型機最大のメリットである機動性に直接影響してくるため、この点も重要になってくる。