MM総研は7月13日、2011年度通期の国内タブレット端末および電子書籍専用端末の出荷状況と将来予測の結果を発表した。
11年度のタブレット端出荷台数は前年比2.3倍の278万台、電子書籍専用端末の出荷台数は前年比2.1倍の33万台となった。タブレット端末のメーカー別出荷台数シェアでは、iPadシリーズを投入したAppleが首位を獲得。出荷台数は171万台、シェア61.5%となった。2位はGalaxy Tabシリーズを投入したSamsungで21万台、シェア7.6%。3位はARROWS Tabシリーズを投入した富士通で20万台、シェア7.2%だった。
タブレット市場の動向を見ると、11年は画面サイズ約10インチが主流で、11年度のホームタブレット端末出荷台数は229万台。MM総研では、12年度以降のタブレット端末出荷台数は12年度が374万台となり、16年度には798万台まで拡大。16年度にはモバイルタブレットが全体の53%と過半数を占めると予測した。
また、11年度通期の電子書籍専用端末の市場規模は前年比2.1倍の33万台となり、12年度以降の出荷台数は前年比2.8倍の93万台に成長するとした。
■「調査結果」(http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120120712500)