1時間の番組をBDにダビングするのに
何時間かかる?
ということで、BD-Rを購入して書き出してみることにした。実はBDレコをはじめて購入した筆者は、BDにダビングする、という行為自体がプライベートでは初めての経験だったりする。
まず、タイムシフト番組は通常録画領域にダビングする必要がある。これはアップデート前と変わらず、複数選択もできないので1番組ずつ選択→ダビング→選択→ダビングを繰り返す。これにはほぼ実時間が必要だが、チャプターが付与された状態で保存される。
次いで、通常録画領域からBDにダビングする。従来は録画した画質でそのままBDに書き出すだけだったが、前述したとおりアップデート後は画質変換ダビング(HDD→HDDとHDD→BD)と持ち出し用変換が可能になり、さらに複数の番組を一括で選択できるようになった。
これらの処理を経てBDへの書き出しとなる。M180のBDドライブは最大6倍速で記録できるが、単価の安いメディアはだいたい4倍速までの対応。実際に1時間番組をBDへ書き出してみると、約9分かかった。
ちなみに、当然ながら記録レートが違えば書き出し時間も異なる。上記は6Mbpsの場合だが、12Mbpsの録画ファイルの場合は17分ほどかかった。
REGZAサーバー、買う価値ありですか?
最後に筆者にとって、DBR-M180はその価格に値する価値があったのか? と問われれば、今のところは即座に「あった!」と答えられる製品だと思う。
テレビ自体はそのままに、録画機能や画像処理回路、ネット対応などの機能面においては最新のものにそっくり置き換わったのだから。これまでレコーダーは使わずにテレビの録画機能のみに頼っていた身としては、そのアップグレード感はハンパではない。
ちなみに、これまでもDVDレコーダー(RDシリーズ、型番は失念)は所有していて、それは約10年間動き続け、DBR-M180にその座を譲ったのがつい最近である。
問題は、果たしてDBR-M180はそれほど長く使い続けられるかというところ。常時HDDに録画するわけだから当然パーツの劣化も早いはず。このあたりは壊れるまで使い続けてみなければ分からない。M180にどっぷり浸かった生活を送っている筆者にとっては、そこだけが心配なところだ。