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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第6回

横幅4800ドットを実現! 「VAIO Z」でマルチディスプレー

2012年03月19日 11時00分更新

文● 高橋量

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 「VAIO Z」のロードテスト第6回では、覚えておくと便利なテクニックについてまとめておきたい。ちょっとの手間で、作業効率が大幅にアップすること間違いナシだ。

直販サイト「ソニーストア」限定販売のVAIOオーナーメイドモデル「VPCZ23AJ」(写真はシルバー)

試用機の主なスペック
製品名 VAIO Z
型番 VPCZ23AJ(Silver)
CPU Intel Core i7-2640M(2.8GHz)
メインメモリー 8GB
ディスプレー(最大解像度) 13.1型ワイド(1600×900ドット)、LEDバックライト
グラフィックス機能 AMD Radeon 6650M(1GB、Power Media Dock接続時)、Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵)
ストレージ 256GB 第3世代SSD(128GB×2)
本体サイズ/重量 約幅330×奥行き210×高さ16.65mm/約1.165kg、Power Media Dock:約幅148×奥行き220×高さ16.65mm/約685g
バッテリー駆動時間 約9時間

4800×1154ドットを実現!
VAIO Zをマルチディスプレー化する

 仕事の資料を作成する際に、ネットの情報や過去に作成した文書、ストックしている画像などを参照することは多いだろう。ウィンドウをいくつも開くとそのぶん作業中のウィンドウが隠れてしまうが、画面の解像度が高ければある程度は回避できる。

 VAIO Zのディスプレーの最大解像度は、購入時の指定によって1600×900ドット、または1920×1080ドットとなり、作業するには十分な広さだ。しかし複数のウィンドウをより大きく表示するために、もっと解像度の高い環境を手に入れてデスクトップを広くしたいと考える人もいるだろう。そんなときオススメしたいのが、複数のディスプレーを使った「マルチディスプレー」環境だ。

 マルチディスプレーを実現するには、当然複数の外付けディスプレーが必要だ。余っているディスプレーを使ったり、新たに買い足すのもいいだろう。現在なら24型ワイドの大画面液晶ディスプレーが1万円台と値段も手ごろである。

 アナログRGB端子、またはHDMI端子を搭載するディスプレーであれば、VAIO Z本体のインターフェースに接続するだけでオーケー。Windows 7の設定からデスクトップを拡張すれば、ふたつのデスクトップを利用できる。

VAIO Z本体左側面のHDMI端子。液晶ディスプレーにHDMI接続ケーブルが付属していない場合は、別途用意しよう

アナログRGBで接続する場合は、右側面の端子を利用する。ディスプレーにDVI端子しかない場合は、変換コネクターを利用しよう

 デスクトップをふたつにするだけなら、一般的なノートでも可能なので、わざわざ特筆するべき点でもない。しかしVAIO Zは、ほかのノートとはひと味が違う。なんと、最大3台の外部ディスプレーを利用できるのだ。VAIO Z本体の液晶ディスプレーと合わせれば合計4画面となる。

 2台以上の外部ディスプレーを接続するには、ドッキングステーション「Power Media Dock」を利用する。VAIO ZとPower Media Dockを接続した状態で、VAIO Zの映像出力端子(アナログRGBかHDMIのいずれか)とPower Media Dockの映像出力端子(アナログRGBとHDMI)を同時に利用するのだ。

Power Media Dock背面。左からUSB 2.0端子、USB 3.0端子、有線LAN端子、HDMI端子、アナログRGB端子、電源コネクターと並ぶ

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