このページの本文へ

この面子なら貴重な「ここだけの話」が聞けそう

「IPv4枯渇対策/IPv6移行セミナー」でなぜ?の嵐を解消だ!

2011年08月30日 12時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

9月15日、A10ネットワークスは「IPv4枯渇対策/IPv6移行セミナー」を開催する。IPv4アドレスが本格的に枯渇してしまった現在、果たしてエンジニアや情シス担当者はなにをすべきか、実践的な内容が期待できるセミナーだ。

 

IPv6に対するこれだけの「なぜ?の嵐」

 ご存じのとおり、2011年4月に日本ではIPv4アドレスの在庫が枯渇した。2011年2月にはIANA (Internet Assigned Numbers Authority) に新規に割り振るIPv4アドレスがなくなり、4月15日にはアジア太平洋地域のRIR(地域インターネットレジストリ)であるAPNICでIPv4アドレスの在庫も枯渇した。今後、ITに関わる人はIPv6への移行を本格的に検討しなければならなくなってきた……。

 

 と、IPv4アドレスの枯渇が叫ばれると、かならずこうしたお題目がつきまとう。しかし、そのお題目に至る前に、素朴な疑問がどんどん沸き出てくる。

 

 まずIPv4アドレスが枯渇したことで、企業ユーザーは直近で実被害を被るのだろうか? たとえば、アドレスが足りないからインターネット接続ができなくなったりするのだろうか? 今までNATでIPv4アドレスを共有し、IPv4アドレスを延命させてきたが、こうした延命は本当に限界なんだろうか? 通信事業者側でNATをかけるCGN(Carrier Grade NAT)のような技術もあるようだが、これらを使えばまだまだIPv4は延命できるのではないか? IPv6の必要性に対する疑問はつきない。

 

 IPv6移行に関する疑問もいろいろだ。LAN内でもIPv6対応の機器に入れ替える必要があるのか? 今まで使ってきたグループウェアやメール、IP電話などのアプリケーションはそのまま使えるのか? 使えないのであれば、どういった改修が必要になるのか知りたいという声もあるだろう。IPv6ではセキュリティ対策やネットワーク管理はどうなるのか? 些末なところでは、今使っているIPv4アドレスはいつまで使えるのか? 売れたりするのか? こうした疑問が解消しないと、ここらへんがはっきりしなければ、移行プロジェクト自体が立ち上げられない。

 

 そもそも3月の大震災や電力不足といった事態が優先で、IPv6への対応や情報収集が後回しになっている人も多い。こうした人は、IPv4枯渇やIPv6の現状、そして移行に必要な情報を手早く収集する必要がある。

 

実践的な最新情報が得られる貴重な機会

 こうしたIPv4アドレス枯渇とIPv6移行に興味を持つユーザーすべてにおすすめしたいのが、9月15日に東京コンファレンスセンター品川で開催される「IPv4枯渇対策とIPv6移行セミナー」である。IPv6に関しての実践的な最新情報を得られる非常に貴重な機会として、確実にチェックしておきたいイベントだ。

 

 このセミナーが最新動向を得るのに最適というのは、基調講演を見ればわかる。まず冒頭で「21世紀型インフラ整備へのインターネットの責任」というテーマで講演するのは、江崎浩氏(東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授)だ。日本のインターネットを古くから支えるWIDEプロジェクトの代表である同氏だけに、クラウドの上から鳥瞰したような視線でIPv4枯渇やIPv6移行というテーマを鋭く切ってくれるに違いない。

 

 江崎氏に続いては、さくらインターネット研究所の大久保修一 上級研究員が「さくらインターネットにおけるIPv4枯渇対策」をテーマに基調講演を行なう。バックボーンやデータセンターでのIPv6対応、プロトコルトランスレーションサービスなどを紹介するとのことで、同業他社も気になるはずだ。

 

 その後も、東京大学准教授の関谷勇司氏による「ShowNetで検証されたIPv4枯渇対策とIPv6移行」、セミナーを主催するA10ネットワークスのエンジニアが語る「世界の事例から学ぶ、IPv4枯渇対策のコツ」「これまでのIPv4枯渇/IPv6移行に対する取り組みと今後の展望」など気になる講演が続く。前述した数多くの疑問に対して、確たる答えを出してくれるに違いない。

 

 セミナーを主催するA10ネットワークスはADC(Application Delivery Controller)を中心に展開するアプライアンスベンダーだが、ここまで見てもらえばわかるとおり、ベンダーイベントの色はきわめて薄い。あくまで本題である「IPv4アドレスの枯渇/IPv6への移行」に焦点が絞られているのだ。

 

 過去には興味深いテーマを扱っているのでセミナーに参加したものの、ベンダーの宣伝や製品紹介が多くて辟易したという方も多いはずだが、このイベントではそうした心配は杞憂のようだ。事前登録があれば無料で、しかも懇親会がついているということで、かなり太っ腹であることは間違いない。IPv6導入の有無はさておき、エンジニアや情シス担当者は確実に押さえておきたいセミナーといえる。

 

「IPv4枯渇対策/IPv6移行セミナー」


開催概要

主催
A10ネットワークス
日時
2011年9月15日(金)午後1時から午後6時まで
 12時30分受付開始
(セミナー終了後に懇親会を実施予定)
場所
東京コンファレンスセンター品川 5F 大ホール(A)
 会場へのアクセス http://www.tokyo-cc.co.jp/access.html
定員
150名*定員になった場合、抽選の上参加者を決定させていただきますので、予めご了承ください。
参加費
無料(事前登録制)
お申し込みはこちら
対象者
通信事業者やサービス事業者でネットワークの設計・構築に携わっている方、企業で情報システムを担当されている方、及び事業者様に提案されている方
ピックアップ