粘り強いウィルコムをコミケで活かす
先ページのグラフと私的資料から、館内はやや不安だが館外に出てしまえば連絡手段して問題ないことがわかった。開催中、とくに大手サークル列であれば館外なので、友人たちとの集団購入作戦用としても活用できてしまう。Twitterで連絡し合うのもいまどきだが、歩きながらのツイートは事故の元だし、汗ばむ手だとタッチパネルの誤反応が炸裂だ。手堅い手段として、電話をオススメしたい。
さて、コミケといえば同人誌と並んでコスプレイヤーさんでもあったりする。コミケ直前ということで、レイヤーさんであるところの黒井あずさ嬢にメイドで出演してもらいつつ、コミケでのウィルコム運用を考えてもらった。
あずにゃん「ウィルコムとスマホの2台持ちなりましたー! これで連絡しながら、スマホでカタログをチェックできますね。うん、課題があって夏コミどころじゃないんですけど」
編集スエオカ「あずにゃん、やっぱりメイドはツインテール?」
あずにゃん「後ろでガッツポーズしてる林さんが、ツインテールじゃなきゃヤダってすっごい駄々こねたんですよ……」
編集スエオカ「ああ……」
あずにゃん「ええ……」
まずは定番の2台持ちの運用方法。スマホやDS、PSP用にリリースされているアプリを利用して、スマホでカタログをチェックしつつ、ウィルコムで友人らと連絡。最近のコミケではよく見る光景になった。
あずにゃん「あとは……連絡つかないことも多いじゃないですか。夢中で(笑)。だから、待ち合わせ場所を決めておくといいですよね!」
その待ち合わせ場所でも会えないこともあるのがコミケ。だからこそ、比較的繋がりやすいウィルコムが心強いのである。
さて、ちょっと脱線して、コミケでの注意事項などを再確認しておこう。コミケは全員が参加者なので、お客様的な感じでいくと痛い目に遭ってしまう。とくに夏場は熱中症が怖いので、初参加という人はしっかりと熱さ対策をしてもらいたい。
スマホやケータイで共通だが、回線状況が悪い場合、端末側は電波を掴もうと必死になるため、いつもよりもバッテリーの減りが激しくなってしまう。そのため、大容量のモバイルバッテリーは必須といえるのだ。
脱線はここまでにして、諸注意事項を確認していこう。確認というべきか、基本、コミケカタログにすべて記載されているので、すべて把握したうえで参加するのが清く正しいオタクスタイルだ。といっても、カタログが売り切れていたり、現地で読み込む時間もないというケースもあるため、「コミックマーケットカタログ80 諸注意ページ」で確認しておくのも手のひとつだ。