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ヤフー、「東日本大震災写真保存プロジェクト」を開始

2011年04月12日 09時49分更新

記事提供:通販通信

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 ヤフーは4月8日、東日本大震災で失われる前の街並みや風景、震災直後の様子、今後の復興過程の記録を写真で残す「東日本大震災写真保存プロジェクト」を立ち上げた。

 同プロジェクトは、被災エリアに関係する投稿写真を「投稿時のメールに記載された場所情報」「画像に紐づく緯度経度情報」を基に、Yahoo!地図上にマッピングして公開し、地名や写真に添えられたキャプションなどのキーワードで検索できる仕組み。

 被災者から寄せられた「被災前の美しい地図や写真を残してほしい」という声を受け、復興関係者や今後の防災研究のために、震災前後のデジタル写真を蓄積し、インターネット上に公開することを目的としている。写真投稿の受付開始は、4月中旬を予定している。

 写真保存エリアは、岩手県・宮城県・福島県・青森県・茨城県・栃木県・千葉県・長野県・新潟県の災害救助法適用地域。スマートフォン、カメラ付き携帯電話、デジタルカメラで撮影した写真を、パソコンの場合はフォームから、携帯電話の場合はメールから投稿できる。今後、個人だけでなく、行政機関・公益法人・報道機関にも協力を求める予定だ。

 ■「東日本大震災写真保存プロジェクト」  (http://shinsai.yahoo.co.jp/archive/index.html

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