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携帯電話に残った画像もボランティアの活動ブログも貴重に資料になるかもしれない

国会図書館、東日本大震災に関する情報提供を呼びかけ

2014年03月19日 18時54分更新

文● 行正和義

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東日本大震災アーカイブ ひなぎく

 国立国会図書館は東日本大震災から3年めとなる2014年3月11日、震災に関する写真や動画、ウェブサイトなどあらゆるデータの収集・保存に向けて提供を呼びかけている。

アーカイブ参加の呼びかけ

 国会図書館が取り組んでいるプロジェクト「東日本大震災アーカイブ ひなぎく」は、国内外に分散する東日本大震災の記録を国全体として収集・保存・提供する保存事業で、震災や復興の記録として残し、さまざまな資料として検索・参照できるようにするもの。

 個人が撮影した静止画や動画などを民間のウェブサイトにあるブログとして掲載した場合など、ブログ閉鎖とともに資料価値のあるデータが散逸してしまうことにもなりかねないので、国会図書館のアーカイブとして保存することが重要となる。

 国会図書館では個人からの直接の提供受け付けは行っていないが、「NHK 東日本大震災アーカイブス」や「河北新報震災アーカイブ」と協力し、またGoogleやYahoo、はてなといったネット企業の協力を進めている。これらの協力サイトに画像、動画など投稿、貴重なウェブサイトやSNSを保存対象として推薦することができる。

 投稿・推薦可能な協力サービスは情報提供の呼びかけのページにリンクが掲載されている。

初出時、「東日本大震災」の表記に誤りがありました。お詫びし、訂正させていただきます。(2014年3月20日)

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