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パワフルな富士通「ESPRIMO DH70/CN」を買う4つの理由 (3/3)

2011年04月12日 12時00分更新

文● シバタススム

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話題のSandy Bridgeを採用した最新アーキテクチャー

Core i7 2600(3.4GHz)は4つのコアとハイパースレッディングにより、Windows上では8コアで動作する。定格では、3.4GHzだが、「インテルターボ・ブースト」機能により、必要に応じて3.8GHzまでクロックアップする。また、ソフトにより、特定コアのみ負荷が集中する場合には、余力があるコアの処理を回すこともできる。さらに、Sandy Bridgeからは動作電圧 95Wの定格を越えても発熱に余裕がある場合には、その余裕分で性能を上昇させる機能も搭載

Core i7 2600は4つのコアとハイパースレッディングにより、Windows上では8コアとして動作する。定格では3.40GHzだが、「インテルターボ・ブースト」機能により、必要に応じて3.80GHzまでクロックアップする。また、ソフトにより、特定のコアのみに負荷が集中する場合には、余力があるコアに処理を回すこともできる。さらに、Sandy Bridgeからは動作電圧 95Wの定格を越えても発熱に余裕がある場合には、その余裕分で性能を上昇させる機能も搭載する

 「ESPRIMO DH70/CN」はインテルから1月に発売になった新CPUとチップセットをいち早く搭載。既報の通り、インテルのリコールにより、一時は出荷停止となっていたが、富士通では2月20日よりいち早く受注を再開しており、今から購入するのであれば問題ない。

 新CPUについてはこちらの記事をご参照いただきたいが、簡単に説明すると従来からのCore iシリーズのアーキテクチャーを踏襲しつつ、改良が図られており、パフォーマンスがアップしている。

 たとえば、グラフィックスプロセッサー(GPU)とCPUのダイが統合されて、GPUは32nmプロセス化し、内蔵グラフィックの性能が向上。さらに、従来はCPUのみだったターボ・ブーストの機能がGPUにも適応されるようになり、必要に応じてGPU処理性能が上昇する。

 また、GPUには映像のハードウェア再生支援のほかにエンコード支援も搭載されている。演算性能では、新SIMD拡張命令セット「Intel AVX」により、並列化処理では2倍のパフォーマンスを発揮する。他にもL3キャッシュのリングパス採用や物理レジスターの集約といった改良も見られる。

ノートPCにはないパワフルな性能を体感!

エクスペリエンスインデックス。グラフィックの値が5.5と低いため、全体の値が低くなってしまっているが、CPUは7.6と高い値をマークしている

エクスペリエンスインデックス。グラフィックの値が5.5と低いため、全体の値が低くなってしまっているが、CPUは7.6と高い値をマークしている

 では、「ESPRIMO DH70/CN」はどれだけパワフルな性能を発揮できるのだろうか? 一世代前の「Core i7」 (2.66GHz)、メモリー4GBを搭載したノートPCとベンチで比較してみた。

「PC Mark Vantage」(バージョンは1.0.2.0)

「PC Mark Vantage」(バージョンは1.0.2.0)

「Adobe Premiere Pro CS5」でレンダリング処理などを実施

「Adobe Premiere Pro CS5」でレンダリング処理などを実施

 なお、ベンチは定番のエクスペリエンスインデックスのほか、「PC Mark Vantage」を使用。さらに、クリエイターが使うことを考慮して、動画編集ソフト 「Adobe Premiere Pro CS5」とフォトレタッチソフト「Adobe Photoshop CS5」の処理時間を測定した。


「PC Mark Vantage」の結果

総合では約1.5倍の性能差を出している。やはりCPUの演算性能のスコアが高い影響が大きい


「Adobe Premiere Pro CS5」のレンダリング速度比較

AVCHD(フルHD)36Mbpsで撮影した3分の動画を、Adobe Premiere Pro CS5でレンダリングした際にかかった時間を比較。ESPRIMO DH70/CNはCore i7 2.66GHzノートに比べて約4分の1の時間で処理を終えることができた。処理中は8スレッドがフルロードとなり、Core i7-2600の性能をフルに発揮していた

AVCHD(フルHD)36Mbpsで撮影した3分の動画を、Adobe Premiere Pro CS5でレンダリングした際にかかった時間を比較。ESPRIMO DH70/CNはCore i7 2.66GHzノートに比べて約4分の1の時間で処理を終えることができた。処理中は8スレッドがフルロードとなり、Core i7-2600の性能をフルに発揮していた


「Adobe Premiere Pro CS5」の画質変換速度比較

上と同じ動画を、Adobe Premiere Pro CS5でDVD画質(720p 6Mbps)へ変換した。こちらは約3分の1の時間で処理を終えることができた。なお、AVCHD フルHD 36Mbpsの動画は、再生自体がCore i7 2.66GHZノートではコマ落ちして正常に再生できないが、「ESPRIMO DH70/CN」では問題なかった

上と同じ動画を、Adobe Premiere Pro CS5でDVD画質(720p 6Mbps)へ変換した。こちらは約3分の1の時間で処理を終えることができた。なお、AVCHD フルHD 36Mbpsの動画は、再生自体がCore i7 2.66GHZノートではコマ落ちして正常に再生できないが、「ESPRIMO DH70/CN」では問題なかった


「Adobe PhotoShop CS5」の静止画処理速度比較

1800万画素のデジタル一眼レフで撮影したJPEGデータ180枚に対して、「スマートシャープ」、「自動カラー補正」、「自動トーン補正」、「72dpiへのリサイズ」をバッチファイル処理、つまり全てのファイルを全自動で処理するまでの時間を測定した。本ベンチでも処理中は8スレッドがフルロードとなり、フルにCPU性能を活用して処理をしていた。動作クロックが高く、処理系統の改良でポテンシャルが高いCore i7-2600であればこそ、3分の1もの処理時間の短縮に繋がった

1800万画素のデジタル一眼レフで撮影したJPEGデータ180枚に対して、「スマートシャープ」、「自動カラー補正」、「自動トーン補正」、「72dpiへのリサイズ」をバッチファイル処理、つまり全てのファイルを全自動で処理するまでの時間を測定した。本ベンチでも処理中は8スレッドがフルロードとなり、フルにCPU性能を活用して処理をしていた。動作クロックが高く、処理系統の改良でポテンシャルが高いCore i7-2600であればこそ、3分の1もの処理時間の短縮に繋がった

高いポテンシャルと
富士通らしい「親切さ」を兼ね備えた1台

 「ESPRIMO DH70/CN」は、CPUを最新かつ高性能のCore i7-2600に変更しても10万を切るし、24型ワイドディスプレーを付属させても13万円前後だ。

 同社の手厚いメーカーサポートを考えると、この価格は決して高いものではない。グラフィックがCPUの内蔵機能を使うためゲームなどは苦手だが、ビデオや写真などの大きなデータ容量のファイルを扱いたいなら、Core i7の高いパフォーマンスは期待を裏切らないだろう。

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