東芝は6日、サウンド再生機能の高音質化に重点を置いたネットブックの新製品「dynabook N300/02A」を発表した。価格はオープンプライス。
新筐体を採用したN300シリーズは、競争の激しいネットブック市場における差別化要因として、迫力あるサウンドの実現を特徴とした製品である。dynabookの大型ノートではお馴染みだが、ネットブック製品では初となるharman/kardonステレオスピーカーをパームレスト部分に内蔵。「ドルビーアドバンスドオーディオ」「MaxxAudio3」などの高音質化技術にも対応しており、一般的なネットブックより優れたサウンド再生能力をアピールしている。
ボディーのデザインも一新され、キーボードもdynabook UXのアイソレーションキーボードから、一般的な形状のキーボードに変更された。天板はブラウン、グリーン、オレンジの3色のカラーバリエーションが用意されている。
CPUにはデュアルコアのAtom N550(1.50GHz)を搭載。メモリーは1GB、ストレージには250GB HDDを採用する。インテル製のモバイルWiMAX通信モジュールも内蔵している。OSはWindows 7 Starter版を採用し、OfficeソフトとしてOffice Personal 2010 2年間ライセンス版もプレインストールされる。
予想実売価格は7万円前後。発売日は12月10日の予定。
dynabook N300/02Aの主な仕様 | |
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CPU | Atom N550(1.50GHz) |
メモリー | 1GB |
グラフィックス | CPU内蔵 |
ディスプレー | 10.1型ワイド 1024×600ドット |
ストレージ | HDD 250GB |
無線通信機能 | IEEE 802.11a/b/g/n、WiMAX |
サイズ | 幅262.0×奥行き190.0×高さ16.6~35.5mm |
質量 | 約1.20kg |
バッテリー駆動時間 | 約3.6時間 |
OS | Windows 7 Starter |
予想実売価格 | 6万円台半ば |