ネットとの連携もバッチリ
ネットワーク機能では、従来の「アクトビラ ビデオ・フル」に加え、「テレビ版Yahoo! JAPAN」の「動画チャンネル」に対応。さらに動画とテレビを2画面で表示する機能も新たに搭載した。そのほか、「Gガイド」の「注目番組情報」にも対応する。
スピーカーも新しくなり、従来機(XP03シリーズ)と比べて開口スペースが350%アップ。さらにReal Sound Lab社の音響パワーイコライジング技術「CONEQ」により、音響周波数特性を高精度に補正。自然で広がりのあるクリアな音声を実現するという。
加えて、壁掛け設置時に最適な「壁掛けモード」や、セリフなどの音声を聞き取りやすくする「聴覚補助モード」といった音声モードも搭載。HDMIで入力された音声の音量を自動で調整する機能も搭載する。
そのほか、「HDMI 1.4」の「ARC」に対応し、ARC対応AVアンプとケーブル1本で接続できる。また「Content Type」にも対応しており、BDレコーダーなどの映像を入力する際、コンテンツのタイプ(シネマや写真、ゲームなど)が判別できれば、自動的に画質を調整する。
XP05シリーズは50V型(予想実売価格33万円前後)、46V型(28万円前後)、42V型(24万円前後)のプラズマモデルと、37V型(19万円前後)、32V型(16万円前後)の液晶モデルを用意。
プラズマモデルはパネルと一体化した「フルHD ダイナミック・ブラックパネル2」を搭載。明所コントラストを従来比2倍に高めたという。一方、液晶モデルは光沢処理を施した「IPSα」パネルを採用。艶のある映像を実現する。
テレビ録画対応の「HP05」シリーズ
すでに26V型、22V型のモデルが発売済みの「HP05」は、新たに42V型のプラズマモデル(予想実売価格19万円前後)と、32V型の液晶モデル(同14万円前後)を投入。42V型は4月下旬、32V型は5月中旬発売予定だ。
HP05シリーズも録画が可能だが、トリプルチューナーではなくダブルチューナーとなる。内蔵HDD(250GB)やiVDR-Sに最大8倍で録画できる。またテレビの周囲の環境やコンテンツにより自動で画質を調整する「インテリジェントオート高画質」機能は搭載するが、超解像処理は行なわない。
プラズマモデルは、コントラスト比200万:1の「ダイナミック・ブラックパネル」を新たに搭載。従来機種と比較してスピーカーの開口率もアップしている。液晶モデルは178度という高視野角が特徴の「IPSα」パネルを採用している。
そのほか、XP05と同じく、Yahoo! JAPANの動画チャンネルに対応する。
小型液晶モデルの「H05」シリーズ
液晶モデルのみとなる「H05」シリーズは、32V型(予想実売価格10万円前後)、26V型(同9万円前後)、22V型(同8万円前後)、19V型(同7万円前後)を用意。すべて4月下旬発売となる。
従来機種(H03)からネットワーク機能が強化され、アクトビラ ビデオ・フルに対応したほか、DLNAのクライアントとして機能する。また画質調整機能として、HP05と同じインテリジェントオート高画質を新たに搭載した。