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軽量ボディーに先端スペックを積め!

レッツノートS8を最強仕様に仕上げる

2009年11月17日 00時00分更新

文● 石井英男、写真●パシャ、図版●永野雅子

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SSD搭載で高速&長時間駆動を実現


 Let'snote S8プレミアムエディションでは、ストレージをHDD 500GBまたはSSD 160GBから選択できる。

 SSDはHDDに比べてランダムアクセス性能が高く、衝撃にも強い。さらに、騒音も発生せず、消費電力も小さいので、Let'snote S8のようなモバイルノートには最適なデバイスだ。

 今回試用した4GBメモリー搭載モデルは、スペックを重視した贅沢な仕様で、ストレージもSSD 160GB固定となる。SSDはHDDに比べて消費電力が小さいため、公称のバッテリー駆動時間もHDDモデルに比べて1時間伸びる(オンボードメモリー2GBモデル同士での比較)。

 実際にバッテリー駆動時間テストも行ってみたが、その結果は12時間44分と非常に優秀であった(コラム参照)。

バッテリーだけでも丸一日使える

 SSDには低消費電力という魅力がある。メーカー公称値でも約16時間に対して17時間と1時間もバッテリー駆動時間が増えている。無線LANをオンにして1分ごとにウェブアクセスを行い、10秒ごとにキーボード入力をエミュレートするという条件で、バッテリーベンチマークソフトの「BBench」を利用した。

十分なパフォーマンスを維持しつつ長時間のバッテリー駆動に対応する点は大きな魅力だ

 バッテリー駆動時間をテストしたところ、12時間44分もの長時間駆動が可能であった。通常のモバイルノートでは、同条件で4~6時間程度しか持たない機種が大半だ。Let'snote S8プレミアムエディションは、バッテリー駆動時間も非常に優秀だ。なお、液晶の輝度は中でテストを行ったので、輝度をもう少し下げたり、無線LANをオフにすれば、さらに駆動時間を延ばせるだろう。

 今回登場したLet'snote S8は、標準でWiMAXに対応している。もちろん、IEEE 802.11n対応無線LAN機能も搭載。さらにマイレッツ倶楽部モデル(プレミアムエディションも含む)では、店頭モデルでは非対応のBluetooth 2.1+EDRも装備可能。Bluetooth対応ヘッドセットやマウス、携帯電話などとの接続が可能になる点も嬉しい。

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