局内では番組ごとに数台のパソコンが支給されているとか。しかし、あくまでもスタッフ用なので外部の人間が占有するわけにもいかず、結果、構成作家は皆モバイルノートを持つことになるのだそう
圧倒的なマシンパワーで外出先での“同録チェック”も苦にならない
塩村さんはモバイルノート選びの際にキーボードの質や通信環境と同じレベルで“DVDが見られること”を挙げていた。“構成作家は勉強のために映画を見まくるらしいから、ちょっとした時間を使って視聴できるようにDVDドライブが必要なのだろう”と思い込んでいたが、実はこれがまったくの勘違い。
真実は“同録をチェックするため”なんだそうな。“同録”とは聞きなれない言葉だが、要するにオンエアした番組を録画したもの。昔はVHSテープだったらしいが、現在ではDVDが主流だという。番組のスタッフはこの同録を反省の材料や、保存記録として利用する。
塩村 「レギュラー番組の同録などは、次回に活かすため、会議前にチェックしておくことが大前提。でも、同録を見るために毎回自宅に戻るわけにもいきません。だから、DVDドライブはキーボードの質と同じくらい必須の条件なんです。これは構成作家、というかテレビ／ラジオのスタッフならではの要求ですよね」
“モバイルノートでできること”が増えた気がする
塩村「現役で使っている5年前のノートはSDHCカード非対応で、デジカメ画像のバックアップすらできなかったんですよ！」……さもありなん
これまでは（5年前のロートルマシンなこともあって）絶望的な時間がかかるので、モバイルノートでの画像補正には二の足を踏んでいた塩村さん。そもそも画像補正ソフトの立ち上げにひと苦労する有様だったとか。
塩村 「それが、LOOX Rで同じことをしてみたら速い速い！ WordやExcelの立ち上がりが早くなったような気はしていたけど……最新マシンのパワーは偉大。そしてモバイルWiMAX内蔵モデルなら、補正した画像をブログへアップロードするのもあっという間に完了です。特に不便は感じていなかったけど、このLOOX Rを使っていると、基本性能の差を見せ付けられることが多いですね。“モバイルノートでできること”が増えたと思います。出先での活動が多い私には本当にありがたい一台です」
……確かに、5年前のモバイルノートに慣れてしまったカラダには、最新のLOOX Rはちょっと激し過ぎるかもしれませんね。
LOOX RはWEB MARTのカスタムメイドがお得(3)
塩村さんの愛車、ポルシェボクスターとLOOX Rのツーショット
一般的に高性能と携帯性は相反するものだが、LOOX Rに限ってはどちらも妥協しないスペックが最大のウリだ。WEB MARTではさらにOS、CPU、メモリー容量、HDDなどをカスタマイズすることができる。OSはWindows Vista Home Premium with Service Pack 1と、Windows Vista Business with Service Pack 1（Windows XP Professionalへのダウングレード権を付属）からチョイス。同じくCPUもCore2 Duo SU9600（1.60GHz）もしくはCore2 Duo SU9400（1.40GHz）から選択できる（HIGH-SPEED対応モデルとモバイルWiMAX内蔵モデルはCore2 Duo SU9600のみ）。自分の業務やライフスタイルに合った1台にまとめあげてみよう。
