2009年のモバイルノートのトレンド、WiMAX内蔵ブームが止まらない。レノボ・ジャパンは11日、「ThinkPad X301」と「同 X200」に“モバイルWiMAX”対応のワイヤレスWAN(広域無線通信)内蔵モデルを販売開始した。同社では7月22日に発表した「ThinkPad T400s」に続く第2弾となる。
内蔵する通信モジュールはインテル製のWiMAX/WiFi Link 5150(1x2)通信モジュール。WiMAX基地局を自動検出して、ユーザー登録が行なえるユーティリティーソフト「Access Connections」をプレインストールしている。
このソフトでは、WiMAXの電波が弱くなると、自動的にWi-Fi接続を優先して検知し、切り替えることで、ネット接続が切れるユーザーのストレスを減らすという。そのほかのスペックは従来モデルと同等。なお、既存の無線LANモデル(Intel 5300(3×3))との価格差は5000円となる。