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GREEN TOKYOガンダムプロジェクトいっきまーす!

2009年07月11日 17時00分更新

文● 伊藤 真広

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Q1.実物大のガンダムを見られた感想を教えてください

左から古谷徹さん、富野由悠季氏、GACKTさん

等身大ガンダムが東京の街になじんでいたことに驚いていた富野氏

富野:僕がおもちゃカラーの実物大の大きさを見て、後ろの町の背景とそれほど不調和ではなかったというのが、ショックでした。おもちゃで知っていた認識とは全く違っていたおもちゃカラーの威力というものを知りました。それは、極めて普遍的な配色なんだということがもっとも認識させられたことです。そしてオリンピックカラーと同じような色使いをしているっていうことに繋がっていて、本当にびっくりしています。

古谷:ふくらはぎのボリューム感に驚きました。すごいモチモチしてセクシーなガンダムだなと。これだけの等身大のガンダムが立っているのを見て、これを操縦したのかと思うと、アムロは偉かったなと思いました。(富野氏より「アムロはニュータイプだから」とつっこまれると)僕は、オールドタイプなので、乗ってみたくなりました。あとはガンプラを作りたくなりました。これと同じ格好をさせて、潮風公園のジオラマにおいて、自分の部屋に飾っておきたい。

Gackt:ガンダムが戦争の兵器ではなく、平和の象徴として未来に語り告がれればいいなと心より望んでいます

Q2.同プロジェクトは緑あふれる東京の街づくりといったメッセージがこめられているが、お三方はいかが考えていらっしゃいますか

ガンダムは生きた証と話す古谷さん

未来の子供たちに緑を残したいという熱い気持ちを持つGACKTさん

富野:大阪の方は怒るかもしれませんが、一般的な通説として大阪より東京のほうが緑が多いといわれています。僕自身、東京出身の人間なのでそう思っていますが、高層ビルが立ち並ぶ勢いと同じ勢いで、緑をこの街づくりのなかに取り込んでいくべきだと思う。日本人はこういう町を作ることができたのだからできると思っています。ひょっとしたら、21世紀の東京の自由の女神像になるのではないかと思えるようになりました。そういう意味では本当にうれしい体験をさせていただいているので、感謝しております。

古谷:よくガンダムとはどういう作品ですかと聞かれるのですが、そんなときは、僕は『生きた証です』と答えています。ガンダムという名作は、アニメ史上に残って未来永劫語り継がれていく作品だと思うんです。ですから、その作品の主人公アムロを演じた僕のことを未来の人たちはきっと、アムロを見た人たちは僕のことを思い出してくれるだろうと。ですから、生きた証なんです。
 そして、その未来の人たちに、日本人が誇る都市東京を緑あふれる都市として残してあげたいと思います。世代を超えて、ガンダムとともに東京都という都市が我々の子孫たちが誇れるとしになることを祈っています。

Gackt:この地球上で環境破壊、環境汚染、さまざまな問題が起きるなかで、いま一人の大人として率直に思っていることがあります。それは、未来の子供たちになにが残せるのだろう。このプロジェクトが未来の子供のたちに緑を届ける、それが僕ら日本人がきっかけになればと思っています。未来の子供たちに緑を届けたいと率直に思っています。

壇から降りる際に古谷さんとGACKTさんの2人は、下からガンダムを見上げていた

物販コーナーにはイベント限定のガンプラも!

潮風公園では、ガンダム以外にも、会場限定のオリジナルグッズや来園した人向けの飲食店なども用意されていた

会場で販売されているオフィシャルグッズは、販売収益の中から「緑の東京募金」「都立公園サポーター基金」などに還元し、東京都の緑化事業に寄与されるとのこと

台場潮風公園内の太陽の広場限定販売「HG RX-78-2ガンダム Ver.G30th GREEN TOKYO GUNDAM PROJECT」は1500円。この商品は期間限定販売なので、ガンプラコレクターはぜひ手に入れよう!

屋台村には全国各地からさまざまな飲食店が出展。ガンプラ工場のある静岡県からも富士宮やきそばが出展していた

(実物大ガンダムフォトギャラリーへ続く)

(次ページへ続く)

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