Corsair、ついにPCケース市場に参入! 初モデルはフルタワー型「800D」
2009年06月06日 16時00分更新
内部に目を移すと、M/B部、電源部、HDD搭載部と3つの部位に区切られるチャンバー方式を採用しているのがわかる。M/B部にはファンをリアに×1、トップに×3搭載可能となっており、さらに電源部に×1、HDD搭載部に×2の最大7つのファンを装着可能だ。あらかじめ140㎜角ファンが3基搭載されており、追加で120㎜角ファンを4基装着できる。エアフローに関しては最大限の配慮をしていると言っていい。またケースの底部にはフィルタが用意されており、埃などの侵入を極力排除する方策がとられている。
エアフローに関してはさすがにハイエンド向けということで徹底的に追求しており、M/Bを取り付けるプレートには見た限りで11、電源部に2つの配線用の穴が用意されており、配線をかなりすっきりとまとめることができる。写真はデュアルSLIのほか、CPUクーラー以外は標準的な構成となっているが、このすっきりとしたケーブルレイアウトは誰の目にも美しく見えるであろう。
発売は8月とのことで、価格は300ドル前後を予定。日本での発売や価格は未定とのことだが、早々に登場が望まれる製品だ。
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