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SEO/SEM/LPOに続く新常識?!

「最後の最後でお客が逃げた」を防ぐ「EFO」とは?

2009年06月03日 19時24分更新

中野克平/Web Professional編集部

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 Webマーケティング関連のイベントで出展が増えているのが「EFO」(Entry Form Optimization:エントリーフォーム最適化)。SEO、LPOに続いてEFOとは少々食傷気味だが、Optimize(最適化)が多いのはWebに伸びしろがまだある証拠だ。いったいどんな最適化なのか。

 エントリーフォームとは、プロモーションサイトやECサイトで資料送付や商品発送のために、氏名や住所をユーザー記入してもらう入力フォームのこと。企業が運営するWebサイトで、資料や商品、あるいは招待券などを発送するには、ユーザーの住所を知る必要がある。電子メールで済ませることもあるが、「現物」で発送するために、入力フォームを設置して、ユーザーに個人情報を入力してもらうわけだ。

 ところが、エントリーフォームの離脱率は、7~9割に達することがあることが知られている。ショッピングカートに商品を入れて「決済」ボタンを押しているのに、欲しい資料を選んで「発送先を入力する」ボタンを押しているのに、最後の最後に諦めてしまうユーザーが大半なのだ。

 現実世界にたとえて言えば、買い物かごに商品を入れてレジに並び、財布をかばんから出す寸前でかごを床に置いて出て行ってしまうようなもの。ECサイトでもプロモーションサイトでも、運営者にしてみれば、Webページにユーザーを怒らせるような粗相があったのかと心配になってしまう。


入力フォームで離脱する原因は?

 入力フォームでユーザー立ち去ってしまう問題は、ECサイト黎明期から知られている。クレジットカードなど個人情報を入力することへの躊躇や、関係のないアンケートまで記入させることの面倒、不要なメールマガジンの申し込み欄がデフォルトでONになっていることへの不満など、さまざまな原因が指摘されているが、忘れがちなのかWebの「押しの弱さ」だ。

 リアルショップであれば、お勘定場には店員がいて、買い物かごを持ったお客にはニッコリ微笑んでくれるし、何しろ住所やクレジットカード番号をフォームに記入する必要がない。Amazonや楽天など、多品種を扱うモール型のショップでは、保存された会員情報を使い回すことでエントリーフォームの離脱率が高い問題を回避できるが、資料送付や独自ドメインの専門店型ネットショップでは、入力フォームの記入は避けて通れない。

 そこで注目されているのがEFOだ。たとえば、GMOソリューションパートナーが6月1日から提供を開始した「コンバージョンVF」は、

  • エラー率の高い入力項目のアラート、ガイド表示
  • 現在の入力箇所を色で明確に表示し、入力漏れを防ぐ
  • 入力完了までのカウントダウン表示

 などの機能により、「最後の最後でお客が逃げた」を防げるASP型のEFOサービスだ。同様のサービスとして、アクイジションの「EFOプロフェッサー」、アクシイズの「CONDUCTOR EFO」、エフコードの「EFOサービス」、デジタルフォレストの「EFOサービス」などがある。

コンバージョンVFのサンプル画面を見ると、入力フォームの“ぶっきらぼう”な印象が軽減し、気持ちよく入力できるように工夫されているのが分かる
コンバージョンVFのサンプル画面を見ると、入力フォームの“ぶっきらぼう”な印象が軽減し、気持ちよく入力できるように工夫されているのが分かる

 なお、コンバージョンVFは2009年6月30日まで、月額利用料や初期費用が割引になるなどのキャンペーンを実施するという。詳しくは公式サイトで。

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