5月29日から全国ロードショーが始まる映画『スター・トレック』を手がけたJ.J.エイブラムス監督をはじめとしたキャスト陣の来日記者会見が13日、六本木のグランドハイアット東京で行なわれた。
登壇したのは、エイブラムス監督と主演のクリス・パインさんのほか、ザッカリー・クイントさん、エリック・バナさん、カール・アーバンさん、ジョン・チョウさんの6人。さらにスペシャルゲストとして人気アイドルグループ「AKB48」メンバーの前田敦子さん、大島優子さん、小野恵令奈さん、小嶋陽菜さん、高橋みなみさん、板野友美さんが花束贈呈を行なった。
※全体写真の並びは左から以下の通り。
【キャスト陣】ジョン・チョウ、エリック・バナ、クリス・パイン、J.J.エイブラムス、ザッカリー・クイント、カール・アーバン
【AKB48】板野友美、小嶋陽菜、高橋みなみ、前田敦子、小野恵令奈、大島優子
世界的な映画として知られるスター・トレックだが、最新作は1966年に創作されたオリジナルのTVシリーズをヒントに、エイブラムス監督が再構築したものだという。地球の外に新たな可能性を求め、新型艦「USSエンタープライズ」に乗って旅立つ青年・カークの成長を描く。会見ではエイブラムス監督が「50年前に描いた未来像を再び紹介することになりました。素晴らしいスタッフ全員が一緒になって作り上げた作品です」と映画についてコメント。
ひとつ疑問に思うのは、スター・トレックとAKB48の関連性。普通に考えるとなさそうだ。会見ではこの点についても説明があり、それによればエイブラムス監督が友人とAKB48のコンサートを観てから大ファンになったという。花束贈呈の際にも、「村上隆に絶対観ろと言われた。今日、会えて嬉しい!」と満面の笑みを浮かべた。
AKB48側では、前田さんが「映画を見てすごく興奮しました。USSエンタープライズに私も乗りたいです」と、高橋さんが「次回作も決まっているそうなので、その時にはぜひ私たちも出演させてください」と語って場を盛り上げた。
卒業生や研究生を含めると100人規模のグループと化しているAKB48。今回ゲストとして登場したのはグループの1期生と2期生で活動歴が長く、人気の高い選りすぐりのメンバーたち。世界的な大作と、その監督やキャスト陣に美しく花を添えたのではないだろうか。