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Google検索に「ワンダーホイール」など、新機能 (2/3)

2009年05月13日 06時01分更新

文●中野克平/デジタルコンテンツ部編成課

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検索結果の画像表示、長い要約文(スニペット)にも対応

画像表示を選ぶと、Webページ内の画像も合わせて表示される

画像表示を選ぶと、Webページ内の画像も合わせて表示される

画像表示を選ぶと、Webページ内の画像も合わせて表示される

 検索結果にWebページの画像を表示する機能は、他の検索エンジンでも似た機能が実現されている。たとえば「MARS FLAG」は国内ではいち早く検索結果にサムネイル画像が表示されていたし、Firefoxのアドオン「Google Preview」を使えば、Googleの検索結果にサムネイル画像を付加できる。

 一方、検索ツールの画像表示は、Webページのサムネイルではなく、Webページ内の画像をプレビューする機能だ。サムネイルよりも画像のサイズが大きめで、何のページなのか分かりやすい。手垢の付いたサムネイル機能の後追いはしない、というグーグルの姿勢の表れだろうか。


長い要約文の表示機能

長い要約文を選ぶと、要約文が通常の3倍程度(最大6~7行)表示されるので、ページに移動しなくてもおおよその内容を把握できる

長い要約文を選ぶと、要約文が通常の3倍程度(最大6~7行)表示されるので、ページに移動しなくてもおおよその内容を把握できる

 要約文(スニペット)は、検索結果からユーザーが最終的にクリックする見出しを選ぶ判断基準になる。スニペットを通常より長く表示できれば、実際にWebページに移動してから、「探しているのはこの情報ではない」という目に遭わずに済むだろう。


ワンダーホイール

ワンダーホイールを選ぶと、検索語の関連検索語が図示され、クリックすると検索結果が切り替わる

ワンダーホイールを選ぶと、検索語の関連検索語が図示され、クリックすると検索結果が切り替わる

 一方で、検索ツールの目玉とも言えるのが「ワンダーホイール」だ。Flashを使って関連検索語をツリー構造で表示する機能で、関連検索語をクリックすると検索結果が切り替わり、関連検索語の関連検索語が追加され、ツリー構造が拡張していく。従来はページ下部に関連検索語が表示されていたが、ワンダーホイールは目に留まる位置でわかりやすく、ツリー構造で関連語が追加される様は使っていて純粋に楽しい。

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