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Mac用バックアップソフト「Retrospect」の最新版

2009年04月09日 12時39分更新

文● ASCII.jp編集部

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 アクト・ツーは7日、Mac OS X用バックアップソフト「EMC Retrospect 8.0 for Mac Desktop 3 User 英語版」のダウンロード販売を開始した。価格は1万3545円。

EMC Retrospect 8.0 for Mac Desktop 3 User 英語版

EMC Retrospect 8.0 for Mac Desktop 3 User 英語版。8件まで同時にバックアップ/復旧/コピーの操作が可能となった

 パソコンのバックアップ処理を自動化してくれるバックアップ/復元ソフト。アクト・ツーによれば、バックアップごとにその時点での完全なファイルリストを保存し、バックアップ処理中にコピーされたデータを検証。これにより、より正確なファイルの復旧が可能になるという。

 新機能としては、ネットワーク接続のHDDに対応した。また、複数ボリュームを単一の保管先に統合することでストレージ容量を調整し、古いバックアップデータを削除して容量を確保する「ディスクグルーミング」機能などを搭載している。

 「VMware Fusion」や「Parallels Desktop」といった、仮想化環境上で実行しているWindowsクライアントのバックアップも可能だ。バックアップ可能なOSは、Mac OS X、Mac OS X Server、Windows 2000/XP/Vista、Windows 2000 Server、Windows Server 2003/2008のほか、Red Hat LinuxやSUSE LinuxデスクトップなどのLinux OSにも対応している。Mac OS X 10.5.5以上で動作する。

 なお、年間サポートとメンテナンスサービスが付属する企業向けのパッケージも用意する。ラインアップは、サーバーの利用台数が1台までの「EMC Retrospect 8.0 for Mac Single Server Unlimited Clients」(8万4945円)と、サーバー2台以上向けの「EMC Retrospect 8.0 for Mac Multi Server 年間サポート&メンテナンス付」(17万5245円)だ。


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