今年に入って、ソニーとパナソニックからハイエンド~ミドルクラスの薄型テレビが登場している(関連記事)。一方、東芝とシャープからはまだミドルクラス以上の新機種は登場していない。
そんな中、編集部周辺では「東芝のREGZAのハイエンドモデルが安いですね。買っちゃおうかな」という声が聞かれる。REGZAに目をつけたのはいいが、安いから……という言葉が引っかかる。REGZAユーザーからすると値段だけじゃないんだよなぁ、と言いたくなるのである。
REGZAが安すぎです
言われてみて気がついたが、確かにREGZA 7000シリーズは驚くほど安い。特に昨年秋に登場したハイエンドモデル「Z 7000」シリーズはすごいことになっている。
37V型モデル「37Z7000」は、ASCII.jpの価格比較の最安値で12万3500円。42V型の「42Z7000」シリーズは13万5900円だ(いずれも3月19日現在)。
他社の薄型テレビ(昨年のモデル)は、37V型で13万円程度、42V型で20万円程度。37Z7000はそれほど割安感がないが、42Z7000は激安と言ってもいいだろう。そのせいで、店頭在庫が猛烈な勢いでなくなりつつある。
安いとはいえREGZA Zシリーズはハイエンド機種であり、SD解像度の映像を補正し、フルハイビジョンパネルで綺麗に表示する「超解像」技術(関連記事)や、周囲の環境や映像のシーンに合わせて画質を自動で調整する「おまかせドンピシャ高画質」(関連記事)、外付けHDDへの録画など、数々の機能を備えている。
そんなREGZAの使い勝手について、新機種が出る前に今一度振り返ってみたい。