薄型テレビの2009年春モデルは省電力を重視した「エコテレビ」が各社から出揃うなど、エントリーモデルが充実している。
その一方で、先進機能を詰め込んだ多機能モデルも、ソニーとパナソニックから登場している。今回はそんな多機能モデルについて、使い勝手にフォーカスして比較してみたい。
まず、今回扱う2機種について紹介しよう。
ソニー BRAVIA KDL-32F5
型番に一部誤りがありました。お詫びして修正いたします。(2009年3月13日)
無線方式の「おき楽リモコン」にFeliCaリーダーを搭載して話題となっている「BRAVIA F5」シリーズ。
よく見るチャンネルをブックマークできる「お気に入り」機能の搭載や、映像のシーンに合わせて画質・音質を自動調整する「シーンセレクト」など、便利な機能を満載している。
ラインアップは46V型(予想実売価格35万円前後)、40V型(27万円前後)、32V型 (16万円前後)で、32V型のみ倍速駆動(120Hz)、そのほかは4倍速駆動(240Hz)だ。
VIERA TH-P42V1
新開発の「ネオ・プラズマ」パネルを採用することで、消費電力の低減とコントラスト比の向上を果たした新しい「VIERA」。
Vシリーズは、広色域化技術の「ハリウッドカラーリマスター」を搭載した多機能機種だ。
ラインアップは50V型(40万円前後)、46V型(37万円前後)、42V型(30万円前後)、37V型(22万円前後)、32V型(20万円前後)で、42V型以上はプラズマテレビとなる。