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アップル代表取締役の前刀氏が退任

2006年07月11日 17時06分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)の代表取締役 兼 米アップルコンピュータ社のマーケティング担当バイスプレジデントである前刀禎明(さきとうよしあき)氏が、7月10日に同社を退任したことが明らかになった。

前刀禎明氏
前刀禎明氏

日本のアップルの組織では、代表取締役社長を米アップルのCOO(最高業務責任者)であるティム・クック氏が勤めている。代表取締役には、マーケティング担当の前刀氏と、米アップルのセールス担当バイスプレジデントである山元賢治(やまもとけんじ)氏をそれぞれ迎えていた。

フィリップ・シラー氏
フィリップ・シラー氏

アップル広報によれば、前刀氏が担当していたマーケティング業務については、米アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当シニアバイスプレジデントであるフィリップ・シラー氏が引き継ぐとのこと。現時点でシラー氏は日本のアップルの代表取締役に就任していない。

前刀氏は、ソニー(株)、AOLジャパン(株)、ライブドア(株)などの企業を経て2004年4月にアップルに入社。2004年10月から代表取締役に就任していた。

山元氏とともに米アップルのバイスプレジデントという立場で日本のアップルを統括。プロダクトマーケティング戦略など、米アップルで決まった最新の情報を国内のビジネスに反映させ、米国と日本の組織のつながりを強めてきた。





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