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Mac史上初! マルチ視聴・録画に対応したテレビキャプチャー『CaptyTV Universal』が登場

2006年06月22日 19時11分更新

文● 編集部

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(株)ピクセラは22日、MPEG-2での録画に対応したテレビキャプチャーユニット『CaptyTV Universal(キャプティーTV ユニバーサル)』を30日に発売すると発表した。価格はオープンで、同社のオンラインショップ“PIXELA ONLINE STORE”における販売価格は2万2800円。

CaptyTV Universal 背面
『CaptyTV Universal』

キャプチャー本体はファンレス仕様となっている。日立製チューナー、富士通製MPEGエンコーダー、パイオニア製10ビットビデオデコーダーを内蔵し、二重映りを低減するゴーストリデューサー(GRT)や、色のにじみを押さえる3次元Y/C分離といった高画質化回路も採用する。本体サイズは幅22×奥行き109×高さ103mm(突起物除く)で、重量は約190g。


Macで初! マルチ視聴/録画に対応

5月31日に開発を発表したテレビキャプチャーソフト『StationTV Mac Edition(ステーションTV マックエディション)』が付属する。ソフトはUniversalアプリケーション化されているため、PowePC/インテル(株)製CPUのどちらを搭載したMacでもネイティブで動作する。CaptyTV Universalを複数用意すれば、異なるチャンネルの番組を同時に視聴/録画することが可能だ(2006年6月時点では2番組を推奨)。

(株)ナノメディアと共同で開発した、8日ぶんの番組情報をインターネット経由で取得する電子番組表(EPG)の“REC Station(レックステーション)”に対応。録画予約はStationTVのRec Station欄からクリックで行えるほか、専用サイトにアクセスして携帯電話から実行することも可能だ。

画面 REC Station
『StationTV Mac Edition』のライブラリ画面。ピクセラによれば「iTunesライク」なGUIと操作感を実現したとのことインターネット経由でデータを取得するEPG“REC Station”

iPodムービー変換・DVDビデオ作成・MPEG編集が可能

そのほかの付属ソフトとして、iPodムービー変換ソフト『monoConverter(モノコンバーター)』、DVDビデオ作成ソフト『monoDVD(モノDVD)』、MPEG編集ソフト『Capty MPEG Edit EX(エムペグエディットEX)』の3本を用意する。3本ともPowerPC版ソフトのため、Intel Macでは“Rosetta(ロゼッタ)”を介しての動作となる。

ソフトのUniversalアプリケーション化について、ピクセラによれば、monoConverterは7月上旬を予定しているとのこと。また、monoDVDとCapty MPEG Edit EXについては未定という。

monoConverter monoDVD MPEG Edit
ドラッグ&ドロップで録画したMPEG-2ビデオをiPod用ムービーに変換する『monoConverter』ファイルを登録して書き込みを指示するだけでメニューなしのDVDビデオが作れる『monoDVD』GOP/フレーム単位でのカット編集に対応したMPEG編集ソフト『Capty MPEG Edit EX』。対応する音声形式は、PCM/MPEGオーディオ/Dolby Digital(AC3)

マルチ視聴にはPowerPC G4-1.6GHz以上が必要

対応OSは、Mac OS X 10.3.9以上。動作環境は、CPUがPower PC G4-800MHz以上/PowerPC G5/Core。

テレビ視聴が主な場合は、CPUにPowerPC G4-1GHz以上/PowerPC G5/インテル製CPUを搭載するMacが推奨される。また、CaptyTV Universalを2台接続したマルチ視聴時は、CPUにPowerPC G4-1.6GHz以上/PowerPC G5/インテル製CPUを採用し、メモリーを512MB以上搭載したMacが強く推奨されている。


2000円引きで買える先行予約キャンペーンを実施

ピクセラによれば同社のオンラインショップにて29日まで“先行予約キャンペーン”を実施するとのこと。先行予約の場合、通常価格より2000円引きの2万800円で購入できる。

同時に、CaptyTV Universal2台のセットを3万9800円で販売する“W録・裏録セットキャンペーン”も展開する。こちらは限定100セットのみで、売り切れ次第終了する予定だ。



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