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伊勢丹・新宿本店の屋上が“ユビキタス”な庭園に

2006年06月01日 17時01分更新

文● 編集部 広田稔

(株)伊勢丹は1日、新宿本店の屋上に屋上庭園の“アイ・ガーデン”をオープンし、合わせて関係者向けにセレモニーを開催した。伊勢丹によれば約2.5億円の総工費をかけ、約2050m2の面積を緑化したという。

庭園
“アイ・ガーデン”

庭園内にはYRPユビキタス・ネットワーキング研究所が制作に協力した草花ガイドシステムが導入された。ネームプレート付きのポールが11カ所に置いてあり、専用の携帯端末を10cm程度まで近づけることで、付近の草木の解説が文字や音声で確認できる。

携帯端末は、伊勢丹の“アイキッズクラブ”の会員を対象に、新宿本店6Fのアイキッズカウンターにて貸し出される。なおアイキッズクラブは、伊勢丹のクレジットカード“アイカード”の会員で、かつ妊婦か0~12歳の子供が入会できる。初回登録時にICカード発行料として500円が必要だ。

また、庭園のネームプレートやパンフレットに掲載されたQRコードを携帯電話のカメラで読み取り、表示されたURLにアクセスすると、植物検索サイト“はなせんせ”で詳細情報や写真を見られる。

YRPユビキタス・ネットワーキング研究所の解説員によれば、庭園のネームプレートに埋め込まれているのは(株)日立製作所のμチップで、携帯端末とは2.45GHz帯の無線で通信しているとのこと。端末はタッチパネルかボタンで操作する仕組みだ。

端末 ポール
草花ガイドを閲覧できる専用の携帯端末端末チップが埋め込まれたネームプレート付きのポール
タグ情報を読み取ると付近の草木の情報が表示されるセレモニーには新宿区立 花園小学校の生徒が招かれ、情報端末を体験していた

坂村さん
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長で、東京大学大学院情報学環教授の坂村健氏

オープニングセレモニーでは、伊勢丹 代表取締役社長執行役員の武藤信一(むとうのぶかず)氏、新宿区区長の中山弘子(なかやまひろこ)氏、アイ・ガーデンの設計/施行を手掛けた清水建設(株)の代表取締役社長、野村哲也(のむらてつや)氏に次いで、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長で、東京大学大学院情報学環教授の坂村健(さかむら けん)氏が登壇し挨拶を行なった。

坂村氏は「電子タグを付けて情報を得るというシステムは、今、世界的に話題になっている。どこにでもコンピューターがあるという“ユビキタス”な世界が間もなくやってこようとしている」と話を切り出し、「新宿区では新宿3丁目の電信柱300本にも電子タグが埋め込まれていて、近くのお店情報や災害時の避難方向などを確認できる」と実例を挙げた。



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