ハイテックシステムからスタイリッシュな小型PC「MINI PC HTC3850」が登場した。現在テクノハウス東映でサンプル品が展示中で、予価は6万4800円。近日、若干数入荷予定となっている。
|
---|
シンクライアントに最適というハイテックシステムの小型PC「MINI PC HTC3850」 |
|
---|
背面のインターフェイス類。用途の限られたシンクライアントなどには最適といえそう |
サイズ170(W)×124(H)×58(D)mmとなる本体は、まるで無線LAN対応ルーターのようなデザイン。放熱も考慮したと思われる穴の開いた両サイドのアルミ製パネルが、なかなかスタイリッシュな印象だ。内部にはファンレス仕様の“VIA Eden-n Nano BGA processor 800MHz”をオンボード装備した「独自規格」(ハイテックシステム)のマザーボードを搭載。そのためか拡張スロットの類(X-PCIコネクター1基を搭載)は用意されておらず、メモリもPC2100 DDR 256MB(TSOPタイプのHynix製)があらかじめオンボードとなっており、増設はできない。
|
| |
---|
放熱も考慮したと思われる穴の開いた両サイドのアルミ製パネルが、なかなかスタイリッシュ | | 一見すると先日デビューしたばかりの“Nano-ITX”サイズのマザーにも見えるが、「独自規格」(ハイテックシステム)のマザーボードとなる |
|
| |
---|
パソコンハウス東映で近日販売予定。予価は6万4800円だ | | ヒートシンクの熱をサイドパネルへと逃がす構造となっている |
ショップのポップによるとチップセットは“CN400”+“VT8235”(メーカーサイトではNorth bridgeが“CLE266”と表記)。オンボードインターフェイスにはVGAやサウンド、100/10Base-Tを装備し、2.5インチHDDが1基搭載可能。電源は20WのファンレスACアダプタを使用する。シンクライアントなどに利用するには最適の製品と言えよう。
|
| |
---|
2.5インチHDDが1基搭載可能 | | 電源は20WのファンレスACアダプタを使用する |
※追加:製品版ではAC電源は形状が若干変更になり、電力仕様も5V/5Aになります。
【関連記事】
【取材協力】