(株)エヌ・ティ・ティ・データは30日、“cell computing/セルコンピューティング”のクライアント側プログラム“メンバソフト”のJava対応版の提供を同日付けで開始すると発表した。
“cell computing/セルコンピューティング”は、インターネットに接続されたパソコンの演算能力を利用して大規模な計算研究を行なうもので、これまではWindows 2000/XP用のクライアントソフトが提供されていた。今回Java対応版を提供することで、Javaプログラムを動かすことができるJVM(Java仮想マシン)を利用できるMac OS/Mac OS XやLinuxなどのOSを搭載したパソコンもセルコンピューティングに参加できることになる。
JVMを利用できるOSを搭載したパソコンに対応 |
今回提供するのは、同社が東亞合成(株)と実施している“ゲノムのパズルを解こう!/ヒトゲノム染色体間法則性解明プロジェクト“CHRONOS””のアプリケーションのJava版。ウェブサイトでメンバソフトをダウンロードし、パソコンにインストールしたのち、登録を行なうことでプロジェクトに参加できる。
同社では今後、ゲーム機や情報家電への対応も検討するとしている。