帰宅後の楽しみも倍増
帰宅後は、撮影の熱気が冷めないうちに、画像のチェックや編集に取り掛かりたいものだろう。メモリーカードを1枚1枚パソコンに挿してコピーして、フォルダーを作って、ファイルを管理して……といった準備作業は、なるべくシンプルに済ませたい。
HDPS-M1はUSB 2.0に対応しており、パソコンにUSBケーブルで接続すれば外付けHDDストレージとして認識されるので、普通のフォルダ/ファイルと同様にアクセスして、画像の編集作業にすぐに取り掛かることができる。またパソコンのHDDにコピーしたい場合は、メーカによれば、撮り貯めた画像データが256MBのCFカード10枚分程度の容量(約2560MB)であれば、使用環境にもよるが4分程度でコピー可能だという。
そのほか、ソニー(株)の“イメージステーション”サービスを使えば、撮影画像をネット経由でプリントできる。写真はL版、2L版、ハガキにプリントでき、アルバム製本も可能だ。また、同サービスでは画像をオンラインアルバムとして家族や友達に公開することもできる。画像を選んでメディアに記録し、DPEショップに持っていくよりも手間がかからないから、気軽に利用したい。
このような付加的機能もあり、HDPS-M1は十分な機能をキッチリと備えたフォトストレージだと思う。HDPS-M1を使ってメモリーカードの残量を気にすることなくシャッターを切り、家族や友人、ペットなどのいい表情の写真を残してみてはいかがだろうか。1枚のメモリーカードを撮りきっておしまいにするよりも、帰宅後の楽しみが増しているはずだ。
HDPS-M1のスペック | |
内蔵HDD | 40GB |
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対応メディア | メモリースティック/メモリースティックPRO/メモリースティック デュオ/メモリースティックPROデュオ、CFカード(Type I/II、マイクロドライブ) |
インターフェース | USB 2.0 |
バッテリー | 内蔵リチウムイオン |
バッテリー駆動時間 | 約60分 |
充電時間 | 約4時間 |
サイズ | 幅135×奥行き92×高さ30mm |
重量 | 約300g |
対応OS | Windows Me/2000(Service Pack4以降)/XP、Mac OS X 10.3以降 |
付属品 | ソフトウェア「Photo Diary」、ACアダプター、USBケーブル、キャリングケース、ハンドストラップ |