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ソニー、サイバーショット春モデル5機種を発表――“T”シリーズ新機種『DSC-T11』ほか

2004年04月14日 23時51分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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DSC-P100

DSC-P100は、20~30代の女性ユーザーを意識したデザインのモデルで、本体は凹凸がほぼない“フルフラットボディ”というデザインを採用。本体サイズは幅51.5×奥行き26.6×高さ108.0mm/重さ183gで、従来機種の『DSC-P10』と比べて8.6mm薄くなっている。カラーはシルバー/ブルー/レッドの3種類で、この3色に対応した本皮のソフトキャリングケース『LCS-PHD L/R/W』(希望小売価格:3465円)も同時発売する。

DSC-P100(シルバー) DSC-P100(ブルー) DSC-P100
DSC-P100(シルバー)DSC-P100(ブルー)DSC-P100(レッド)

撮影モードを切り替える“モードダイヤル”は、従来機ではシャッターボタンのある天面に配置していたが、DSC-P100では液晶パネルと同じ面に移された。カールツァイス“バリオ・テッサー”レンズを搭載し、有効510万画素(総530万画素)の1/1.8インチSuper HAD CCDと、光学3倍ズーム(f=7.9~23.7mm:35mmフィルムカメラ換算時38~114mm相当、F2.8~5.2)を内蔵する。TFT液晶パネルは、約1.8インチ(13万4000画素、解像度は非公表)。

記録画素数は2592×1944ドット。画像処理エンジンRIP搭載によって起動時間や撮影タイムラグ、撮影間隔の短縮が図られており、起動時間約1.3秒/撮影間隔約1.2秒/シャッターラグ約0.3秒/レリーズラグ約0.009秒(※1)(同社実測値)。静止画の撮影モードは、夜景/夜景&人物/風景/ソフトスナップ/キャンドル/スノー/ビーチ/打ち上げ花火/高速シャッターの9種類。“キャンドル”は新たに追加された撮影モードで、ろうそくだけの薄暗い室内の暖かい雰囲気を表現できるという。マニュアルモードでは、コントロールボタンで絞り(F2.8/F5.6)やシャッタースピード(30~1/1000秒)を調節できる。1秒間に1.6コマの連写が可能で、640×480ドットの場合は最大100枚の連続撮影が可能。動画は、最大640×480ドット/毎秒30フレームのMPEG-1圧縮での撮影が可能(MPEGムービーVXファインモード使用時)。

※1 シャッターラグは、シャッターを押し始めてから合焦して記録されるまでの時間。レリーズラグは、シャッター半押しで合焦した状態から記録されるまでの時間

対応する記録メディアは、メモリースティック/メモリースティック デュオ/メモリースティック PRO/メモリースティックPRO デュオ。同梱する32MBのメモリースティックに、静止画を最大491枚、動画を最大約22分40秒記録可能。PictBridgeに対応する。バッテリーは新開発のバッテリーパックNP-FR1で、バッテリー持続時間は約180分、最大約360枚の撮影が可能(CIPA規格に基づく測定方法によるもの)。インターフェースは、AV出力(モノラル音声)、USB 2.0 Hi-Speed、DC IN。Windows用のアプリケーションとして、BGMやエフェクトを加えたスライドショーの作成機能や、ビデオCD作成機能などを搭載する静止画/動画加工編集ソフト『Picture Package Ver.1.0』が付属する。Macintosh用のアプリケーションとして、静止画や動画のビデオCDが作成できる静止画/動画加工編集ソフト『ImageMixer VCD2』(MacOS X 10.1.5以降)を同梱する。4月29日発売予定で、価格はオープンプライス。編集部による予想実売価格は5万円前後。

DSC-P100用アクセサリーとして、クレードル“サイバーショットステーション”『CSS-PHA』(希望小売価格:8085円)を5月14日に発売する。本体をCSS-PHAに置いた状態でバッテリーを充電できるほか、CSS-PHAはAV出力端子×1とUSB端子×1を備えており、テレビに接続してスライドショーを見たり、テレビとPictBridge対応プリンターに接続してテレビで画像を確認しながらプリントしたり、パソコンのHDDに画像を転送したりすることが可能。操作用リモコンが付属する。そのほか、防水プロテクター“マリンパック”『MPK-PHB』(水深40mまで対応、希望小売価格:2万4150円)を本体と同時に、倍率2.6倍の30mm径用テレコンバージョンレンズ『VCL-DH2630』(希望小売価格:1万2600円)とレンズアダプター『VAD-PHB』(希望小売価格:3150円)を5月14日に発売する。

キャリングケースとしては、LCS-PHD L/R/Wのほか、首から下げたり、ベルトを通して腰に下げたり、フックを利用してリュックなどに下げられる3ウェイタイプのソフトキャリングケース『LCS-PHC』(ポリエステル素材、希望小売価格:2940円)、セミソフトキャリングケース『LCM-PHA』(ポリウレタン素材、希望小売価格:4200円)、2つのポケットが付いたソフトキャリングケース『LCS-CSD』(ナイロン素材、希望小売価格:2940円)を本体と同時に発売する。同社のECサイト“ソニースタイル”でもオリジナルケースを販売する予定。



DSC-W1

DSC-W1は、今年1月にラスベガスで開催された情報家電製品や関連技術の見本市“2004 International CES(Consumer Electronics Show)”に出展されていたモデル。“スクウェアデザイン”の筐体の中央にレンズが付いた外見、2.5インチ12万3000画素(解像度は非公表)の液晶ディスプレー、電源に単3電池を採用し、30代~シニア層をメインターゲットとしているという。光学ファインダーを備える。

DSC-W1(シルバー) DSC-W1(ブラック)
DSC-W1(シルバー)DSC-W1(シルバー)

レンズは、カール ツァイスの光学3倍ズームレンズ“バリオ・テッサー”を搭載。有効510万(総530万)画素の1/1.8インチSuper HAD CCDと、光学3倍ズームレンズ(f=7.9~23.7mm:35mmフィルムカメラ換算時38~114mm相当、F2.8~5.2)を内蔵する。記録画素数は最大2592×1944ドット。画像処理エンジンRIP搭載によって起動時間や撮影タイムラグ、撮影間隔の短縮が図られており、起動時間は約1.3秒、撮影間隔は約1.2秒、シャッターラグは約0.3秒、レリーズラグは約0.009秒(同社実測値)。撮影モードとして夜景/夜景&人物/風景/ソフトスナップ/キャンドル/ビーチの6種類を備える。マニュアルモードでは、コントロールボタンで絞り(F2.8/F5.6)やシャッタースピード(30~1/1000秒)を調節できる。1秒間に1.6コマのスピードで連射が可能で、640×480ドットの場合は最大100枚の連続撮影に対応する。動画は、最大640×480ドット/毎秒30フレームのMPEG-1圧縮での撮影が可能(MPEGムービーVXファインモード使用時)。

記録メディアはメモリースティック/メモリースティック /メモリースティック PRO/メモリースティックPRO デュオ。同梱する32MBのメモリースティックに、静止画を最大491枚、動画を最大約22分40秒記録可能。インターフェースは、AV出力、USB 2.0 Hi-Speed、DC IN。PictBridgeに対応する。バッテリーは単3形ニッケル水素充電池/アルカリ乾電池/ニッケルマンガン電池×2本。バッテリー持続時間は約170分、最大約340枚の撮影が可能(単3形ニッケル水素充電池使用、CIPA規格に基づく測定方法によるもの)。本体サイズは幅91.0×奥行き36.3×高さ60.0mmで、重さは約250g。カラーはシルバーとブラックの2色を用意する。静止画/動画加工編集ソフトとして、Picture Package Ver.1.0と、ImageMixer VCD2を同梱する。5月21日発売予定で、価格はオープンプライス。編集部による予想実売価格は5万円前後。

DSC-W1用アクセサリーとして、レンズアダプター『VAD-WA』(希望小売価格:2625円)が同時発売される。これを使うことによってVCL-DH2630が取り付けられる。キャリングケースは、DSC-W1専用として、セミソフトタイプ(ポリウレタン製)の『LCM-WA』(希望小売価格:4200円)とセミソフトタイプ(ポリエステル製)の『LCS-WA』(希望小売価格:2940円)が本体と同時に発売される。今回発表されたキャリングケースLSC-CSDも使用可能。そのほか、ソニースタイルでもオリジナルケースを販売する予定。

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