(株)住友金属システムソリューションズは、電子メール監視ソフト『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』Solaris版を6月17日に発売すると発表した。
『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』 |
『GUARDIAN AUDIT』は、メールをパケットモニタ方式で監視し、メールの内容から業務メールか私用メールかを分析するソフトウェア。メールの分析は、登録語彙数約10万語の日本語辞書を利用しており、私用メールで利用頻度の高い語彙を調べる。メール全文を保存し、ヘッダ情報などを表示することも可能で、機密情報などの漏洩を防ぐことも可能だ。
今回発表された『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』は、新機能として
- メール本文分析用の日本語辞書の調整が可能になった
- メールヘッダだけでなく、エンベロープアドレス情報の参照が可能になった
- モニタリングしたメールを業務メール/私用メールで色分け表示することが可能になった
- モニタリング情報を外部記憶装置へバックアップ、リストアする機能が強化された
『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』の監視結果表示画面。利用目的別に色分け表示が可能になった。 |
Solaris版は、SPARC Solaris 2.6/Solaris 8に対応している。価格は、メール保存機能のないベーシックモデル、50ユーザー版が35万円から。
『GUARDIAN AUDIT Version 4.0』Linux版については、NECソフト(株)が販売する。NECソフト(株)によると、パッケージの出荷開始は夏頃の予定だという。動作環境、価格などの詳細は現在のところ未定。また、同製品を搭載したアプライアンスサーバの出荷も予定されており、そちらは第3四半期中に発売される予定だ。