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ビクターインタラクティブソフトウェア、自分だけの家づくりゲーム『マイホームをつくろう!』を発売

2002年02月06日 16時59分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)ビクターインタラクティブソフトウェアは6日、住宅をテーマにしたプレイステーション2用ゲームソフト『マイホームをつくろう!』を4月25日に発売すると発表した。価格は5800円。

パッケージ『マイホームをつくろう!』のパッケージ (C)2002 Victor Interactive Software Inc.

『マイホームをつくろう!』は、画面上で理想の家を設計できる住宅設計シミュレーションゲーム。独自開発の簡易設計システムにより、PS2用コントローラーを利用して家の間取りを容易に設定でき、この間取りを元に3DCGによる家が完成する。

完成した家は、PS2の性能を活かした美しいグラフィックスで実現される。壁や床に光沢のある素材を選んだ場合の周囲の映り込みや、浴室の水面、鏡の反射など細かい部分も表現できるという。また、朝/昼/夕方/夜といった時間の移り変わりにより、部屋の明るさが変化するようになっている。

完成した家
『マイホームをつくろう!』で作成した家の様子 (C)2002 Victor Interactive Software Inc.

さらに、ウォークスルー機能で、家の中や周囲を歩き回ることが可能。完成した家の周囲には街並みも再現されるので、窓や庭から街の景色を楽しめる。そのほか、家の外観や室内をスナップショットとしてメモリーカードへ保存でき、アルバムとして鑑賞したり、セイコーエプソン(株)は1日、インクジェットプリンター“Colorio”シリーズのUSB対応プリンターで印刷したりできる。

ゲームモードは、プレイヤーが設計士となり土地や予算の制限の中で顧客の要望どおりの家を設計するシナリオモード“設計士になろう!”、土地や予算の制限なしで自由に家づくりを楽しめる“マイホームを建てよう!”、プレイヤーがゲーム内の住宅展示場へ出向き好みの住宅データを選んで鑑賞/増改築が行なえる“住宅展示場へいこう!”、マンションルームの室内インテリアプランを設計できる“インテリアをしよう!”が用意されている。また、庭づくりだけを楽しめる専用モードもあるという。

なお、『マイホームをつくろう!』の制作にあたり、住宅設備関連メーカー8社が協力、ゲーム中に登場するサンプル住宅や家具、設備類は、ほとんど実在するもののデータを収録する。学習机/SOHO家具等のデータはコクヨ(株)、時計類のデータはセイコークロック(株)、サニタリー設備類のデータは東陶機器(株)、北欧家具のデータは日本・デンマーク貿易センター、AV機器/インテリアのデータは日本ビクター(株)、一般家電製品のデータは松下電器産業(株)、照明機器のデータは松下電工(株)、住宅全般のデータは三井ホーム(株)がそれぞれ提供している。収録されている製品データは約2000点で、各データの詳細画面には、製品名や価格、問い合わせURLなどが表示されるという。

同社代表取締役社長の大木正明氏は、「理想のマイホームを簡単な操作で作れるソフト。家だけでなく設備にもこだわり、関連メーカー8社にデータを提供してもらった。ゲームユーザーだけでなく、実用ソフトとしてこれから家を建てようとしている人たちもターゲットにしたい」としている。

大木社長
同社代表取締役社長の大木正明氏

なお同社は、三井ホームと協力してキャンペーンを実施、ソフトの発売時期に、三井ホームの住宅展示場で来場者にプロモーション用ディスクを配布するという。キャンペーンの詳細は後日発表するとしている。

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