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Adobe Web Special Pack

Adobe Web Special Pack

2001年11月12日 21時34分更新

文● 及川 晴生

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GoLiveを使ってオーサリング

GoLive画面
GoLiveで作成したHTMLに、SWF形式のファイルを貼り付けているところ。ちなみに2つのオブジェクトの配置をそろえたい場合は、整列パレットを利用する。ドキュメント全体、あるいはオブジェクト同士で整列させることが可能だ。
 お次は、作成したタイトルとボタンを配置したHTMLファイルをGoLiveを使って作っていく。まず、GoLiveを起動すると新規ドキュメントが開くので、それを別名で保存するところから始める。あらかじめ保存しておかないと、配置した画像などへのリンクが絶対パスになり(HDD上のファイルを参照しようとする)、サーバなどへアップロードした際にうまく表示されないためだ。作成したHTMLファイルを保管するフォルダを作成し、その中に「index.htm」として保存、さらにLiveMotionで作成したタイトルやボタンのSWF形式ファイルも(配置を始める前に)ここに移しておく。

 次に、オブジェクトパレットにある「レイアウトグリッド」アイコンをドキュメントウィンドウにドラッグ&ドロップし(オブジェクトがグリッドの交点に吸着し、整列しやすくなる)、さらに配置されたレイアウトグリッドの大きさを変更する。レイアウトグリッドはページ内の自由な位置に画像や文章を配置するのに便利なアイテムで、自由度の高いレイアウトを可能にしてくれる。レイアウトグリッドの大きさは、想定するユーザーの表示領域(解像度)をかんがみつつ決定しよう。800×600ドット程度が適当で、それを超えてあまりに大きくしすぎると、表示領域の狭い環境で閲覧するユーザーはスクロールさせる回数が増えて見づらくなるので気を付けたい。

 続いて、やはりオブジェクトパレット内の「SWF」アイテムをレイアウトグリッドの上にドラッグ&ドロップする。これでLiveMotionで作成したタイトルやボタンを配置することが可能になる。SWFアイテムを右クリックして「リンクを参照...」を選択し、ダイアログボックスから作成したタイトルのSWFファイルを指定する。同様にして作成したボタンも配置し、「テキストボックス」を使って説明を入れるなどしてトップページを完成させる。



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