“Intel”から“ADSL”に対応するというモデムが現れた。ただし、よく見てみると何かヘンだ。まず、パッケージにある「ADSL and V.90」という表記がよく分からないうえ、カードはどこからどう見てもただのアナログモデムである。さらに「Intel」のロゴも、よく見ると“e”が下に半分ズレていない。
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ロゴの比較。見慣れている右のロゴと比較すると、左は何か違和感がある |
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微妙にIntel気味ではあるレイアウト。ADSL and V.90というナゾの印刷が目を引く |
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チップには上から“Intel”のロゴ入りシールが貼られている |
箱を開けると出てくるのは、いかにもMade in Taiwanな紙のマニュアルと“Computer Associates”のロゴが大きく入ったドライバCD-ROM。しかもマニュアルには、デバイスマネージャがこのモデムを「Ambient HaM Data Fax Voice」として認識している写真がバッチリ写っている。
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“Computer Associates”のロゴ入りドライバCD-ROM |
入荷し、2880円で販売しているUSER'S SIDE本店によると「皆がよく知っているIntelではないかもしれないが“Intel”製」。そうだとすれば、かつて話題となった“Abaptek”以上の直球勝負だ。
【取材協力】