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『Turbolinux Workstation 7』β版ファーストインプレッション

2001年07月05日 00時00分更新

文● 編集部

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KDE付属のツール類

KDEに付属するKPackageを用いることで、RPMパッケージを自動的に依存関係を調べながらアップデートすることができる。

「KPackage」。左ペインにはインストールされている(またはインストール可能な)パッケージが、右ペインにはその詳細なバージョンや依存しているファイルなどが表示される。

KDEメニューへのアプリケーション登録も、「KAppfinder」を用いれば、システム内から登録可能なアプリケーションを探して自動的にメニューに追加してくれる。

「KAppfinder」。自動的にアプリケーションを認識してKDEメニューに追加する。

ほかにも、Midiシンセサイザや、MP3やWAVといったファイル形式をサポートするメディアプレーヤなども付属しており、“マルチメディア”を意識した環境が整えられている。

「KMidi」はKDEのMidiシンセサイザ。ほかにもMidiカラオケなどのツールが付属している。

GNOMEのマルチメディアツール

GNOMEメニューには「KinoシンプルDVエディタ」が加わっており、IEEE1394でデジタルビデオを接続し、ノンリニア編集を行なうことも可能。また、MP3リッパー/エンコーダも提供されている。

KinoシンプルDVエディタ。編集メニューはカット、ペーストなど必要最小限のもので、「シンプル」なものとなっている。
GNOMEメニューから呼び出せる「Grip」。CDプレーヤ、MP3リッパー/エンコーダの機能を持つ。

なお、この『Turbolinux Workstation 7』β版は、7月8日発売の「Linux magazine」8月号の付録CD-ROMに収録されます。こちらもぜひご利用ください。

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