Athlon用のVIA Apollo KT133チップセット搭載マザーボードの価格に引っ張られる格好でIntel製チップセット搭載製品の値が下がってきているが、とうとうChaintech製i815Eマザーボード「CT-60JV2」も1万円割れとなった。
たしかに安価ではあるものの、同製品はこれといってクセのないi815Eマザーボード。スロットはAGP×1、PCI×6、CNR×1で、ビデオ機能はノースブリッジに内蔵している。また、オンボードのサウンドチップにはCMedia製の「CM8738」を採用しており、4.1チャンネルのアナログ出力が可能だ。IDEの転送速度はUltraATA/100に対応。FSB設定クロックは66/100/133/138/140/144/147/150/157/160/165MHzの中から選択できる。
扱っているZOA 秋葉原本店での価格は9800円。「遊べるか」という質問にはノーと答えざるを得ないが、少なくともPentiumIII用のチップセットとしては純正で最新のものを搭載しているわけで、i815Eマザーボードが気になっている人にとっては手頃な選択肢と言えるだろう。
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