マイクロソフト(株)、米シュルンベルジェ社、トッパン・フォームズ(株)の3社は13日、Windows 2000環境向けの認証用スマートカードサービスの共同提供で合意したと発表した。
スマートカード『Cryptoflex』 |
主な合意内容は、マイクロソフトのOS『Windows 2000』、シュルンベルジェのスマートカード『Cryptoflex』とスマートカードリーダー/ライター『Reflex』、トッパン・フォームズの“スマートカード発行サービス”を組み合わせて、“Windows 2000 スマートカード・サービス”として共同で提供するというもの。すでにWindows 2000には、Cryptoflex用とReflex用のドライバーソフトが組み込まれており、スマートカードを認証用に利用して、ネットワークへの自動ログイン、クライアントの認証、離席時の画面ロック、電子メールのデジタル署名/暗号化などを行えるという。
PCカード型のスマートカードリーダー/ライター『Reflex20』 |
また、スマートカードの破損や紛失の際には、トッパン・フォームズの63ヵ所のサポート拠点で、即時発行サービスを行うとしている。さらに、スマートカードの券面は、オリジナルデザインで印刷でき、社員証や学生証として顔写真を挿入できるという。3社では、入退館システム、プリペイドシステム、図書貸出しシステムなどへの応用を見込んでいる。