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エプソン、実売1万5000円の低価格インクジェットプリンターを発売

2000年08月28日 14時52分更新

文● 編集部 小林久

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セイコーエプソン(株)は、2万円を切る低価格A4インクジェットプリンター『エプソン カラリオライト CL-700』を、9月9日に発売する。型番のCLは“カラリオ・ライト”の略。PMシリーズより低価格なラインナップとして主にエントリーユーザーをターゲットにする。

2万円を切る低価格プリンター『CL-700』

CL-700は、初心者がセット購入するのに最適なプリンターとして、実売価格1万5000円前後を想定。これまで、プリンター本体に装備されていた、インク交換やヘッドクリーニング、排紙ボタンなどを廃して、PC側のドライバーからアイコンで操作できるようにした。ソフトはOS上に常駐しており、紙づまりなどのトラブルが生じた際には自動的に対処法を表示する。

解像度は1440×720dpiで、PCとの接続はUSBを利用する。インク滴の大きさを3段階に打ち分けることで速度を損なわず高い階調表現が得られる“MSDT(Multi Size Dot Technology)”技術や画像補正機能を搭載したTWAINドライバーの『オートフォトファイン!4』など、機能的には『PM-760C』とほぼ同等だが、インクには専用の4色(CMYK)インクを使用する。

CL-700のサイズは幅431×奥行き476×高さ271mmで、重量は3kg。対応OSは、Windows 98/2000とMacintoshで、本日マイクロソフトから発表されたWindows Meにも対応する予定。価格は1万9800円。

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