三菱電機、データセンター事業を拡大

三菱電機(株)は23日、現在フル稼働中の第1データセンターに加え、第2データセンターを東京都内(23区内)に設置し、2001年春にサービスを開始すると発表した。両データセンターを合わせると、1万2500平方メートル規模となる。同社では、データセンター事業をインターネット基盤サービス事業の柱と位置づけ、積極的に拡大していくという。

両データセンターの事業運営は、関係会社であるパックイースト・テレコム(株)が主体となり、三菱電機情報ネットワーク(株)などとサービスに関して協力していく。提供するサービスは、コンピューターや通信関連機器の設置スペースを提供するコロケーションサービス、インターネット関連サーバーを提供して運用代行するホスティングサービス、運用・監視などの付加価値サービスなど。今後は、ユーザー企業のサイト運営効率化や提供サービスの向上を支援する付加価値サービスの強化を図り、これまでの通信事業者に加え、アプリケーション事業者やドットコム企業などのニーズに応えていくという。

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