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1年で2500台から4万台へ----IDCがシンクライアントの出荷台数予想を発表

1999年03月12日 00時00分更新

文● 報道局 白神貴司

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 コンピューター業界の市場調査を行なうIDC Japan(株)は12日、'99年のシンクライアント*1)の出荷台数が、前年の2500台を大幅に上回る4万台に達するとする見通しを明らかにした。これは同社が行なっているシンクライアントの市場調査結果に基づくもの。'98年後半は、米マイクロソフト社の“Windows Based Terminal(WBT)”構想によるWindowsアプリケーションのサポートや、富士通(株)の同市場への参入など、市場活性化の要因となる発表が相次いで行なわれた。同社ではこれらのことから市場の拡大が見込まれ、出荷台数は4万台に達すると予想している。

注:クライアント/サーバーシステムのクライアントの一種。アプリケーションをインストールしたネットワークサーバーに、システムだけをインストールした最小構成のクライアントで接続して利用する。

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