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NTT西日本、プログラミング言語“SMIL”を使用したコンテンツ編集ソフト『SMIL Editor』を開発

2000年08月02日 17時29分更新

文● 編集部

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西日本電信電話(株)(NTT西日本)は1日、プログラミング言語“(※1)SMIL”を使用したコンテンツ編集ソフト『SMIL Editor』を開発したと発表した。販売は、NTTのグループ企業であるアイ・エヌ・エス・エンジニアリング(株)(INSエンジニアリング)が担当し、25日に発売する。価格は8万円。

※1

SMIL:Synchronized Multimedia Integration Language。動画や音声、テキストなどの各素材を組み合わせ、一定のタイムラインに沿って同期再生するコンテンツを作るための言語。



『SMIL Editor』は、テキスト編集などの各種編集メニューから操作マニュアルまでのすべてを、日本語で操作・利用できるSMILコンテンツ編集ソフト。画面上の操作により、再生のタイミングの基準となる動画や音声を再生させながら、テキストやイメージ(静止画)を貼り付けて同期させることができる。外部から、素材メディア(動画・音声)を取りこみ、同期する範囲を自在に設定してエンコードすることも可能。

作成したコンテンツは、リアルネットワークス(株)の映像配信・再生用ソフト『RealSystem』で再生することができる。

『SMIL Editor』を利用したSMILコンテンツ編集イメージ

同社ではSMIL Editorを利用することにより、インターネットで配信することを目的とした、動画が中心の商品パンフレットや、図鑑などの教材、観光情報、クッキング教材といったマルチメディアコンテンツを作成できるとしている。対応OSはWindows 95/98/NT4.0。対応ファイルは動画がAVI、音声がWAV、静止画はJPEG。

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