(株)メッツは23日、(株)アクセスと携帯端末や情報家電などのインターネット情報機器向けのアプリケーションソフトの開発・販売で、業務提携すると発表した。
今回の提携で、メッツは『G.CREW』、『PhotoCrew』、『筆自慢』などのパソコンソフト開発で培ってきた技術を、パソコン以外の情報機器向けソフト開発に応用する。開発するソフトは、アクセスの情報機器向けブラウザーソフト『NetFront』と『Compact
NetFront』に対応させる。また、アクセスは、メッツの開発したソフトを、メーカーに提供している自社のブラウザーソフトに添付し、製品への組み込みを図る。『NetFront』は、テレビ、セットトップボックス、PDA、ワープロ、ゲーム機、カーナビなどに採用され、搭載した製品の出荷台数は600万台以上になるという。そのほか、メッツは将来、ASP(アプリケーションサービスプロバイダー)事業を開始し、パソコンや情報機器のユーザー向けにコンテンツやサービスを提供。その決済方法に、アクセスが開発したネット向けカード決済システムを利用するという。