東芝テック(株)は7日、文書管理・ペーパーナレッジマネージメントソフト『TopAccess
E-Cabi』を10日に発売すると発表した。これは、同社製のデジタル複合機『PREMAGE』の機能拡張コントローラー『TopAccess
コントローラー』用の機能拡張オプションソフトのパッケージ製品。
『TopAccess E-Cabi』の画面構成 |
製品の構成は、『コントローラーソフト』と『連携ソフト』のほか、『管理ソフト』が1ライセンス、『Webクライアントソフト』が5ライセンスとなっている。価格は53万円。追加ライセンスはそれぞれ1ライセンス当たり8万7000円と2万円。
デジタル複合機『PREMAGE』 |
『TopAccess コントローラー』は『PREMAGE』に装着し、ネットワークに接続することで、ネットワークスキャン、ネットワークプリント等の機能を実現する機能拡張コントローラー。このコントローラーに『TopAccess
E-Cabi』を追加することで、ネットワーク上で文書管理ができるようになるという。スキャニングした文書は、『PREMAGE』のタッチパネルからの操作で同ソフトの任意のフォルダーに文書イメージとして登録できる。同時に“スキャン文書自動OCR機能”によって、テキストファイルに自動変換されたうえ、同じフォルダーに自動登録される。これにより、自然言語検索や全文検索が可能になるという。検索には、(株)東芝が開発した“自然言語検索エンジン”を搭載し、日常会話感覚の質問文で希望の文書が見つけられるとしている。ほかに『TopAccess
E-Cabi 拡張ユニット』として、増設用のHDDとメモリーをセットで販売する。価格は15万円。